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2008年10月18日

秋の運河&多摩川河口 


忙しくなればなるほどビュンっとロッドを振りたくなる。風を切り、彼方に放つ開放感。私にとってのメリハリ。

15時に仕事を終え、急いでプロショップ吉見屋さんへ。今日の購入物はリトルオーシャンのエイガード。本当はパズあたりのバカ高いやつがほしいが、さすがに手が出ない。どれだけ効果があるか解らないがないよりはマシだろう。

ウェーディングスタッフとエイガードとすり足、これでヤラれたらあきらめがつく。いつもお世話になっている店員さんと、ちょっとおしゃべりをしてから車を都内に向けて走らせる。レインボーブリッジを渡り、お台場を通り過ぎ、いつもの運河ウェーディングポイントに着いたのは17時20分。

仕事の電話をしながら待ち合わせをしている弟の到着を待つ。今日の満潮潮止まりは18時。本命の多摩川は少し潮が引かないと入れないので、その前に肩慣らしのつもりで運河を攻める予定。

18時頃、北関東より仕事帰りの弟到着。さっそく着替えて水に浸かる。さすがに中潮初めの満潮時。水位が高い。足もとがゴロタで腰まで水に浸かりながらの前進なのでこの上なく不安定。フラフラしながら前へと進む。


18時30分、潮はゆっくりと動き出し始めた。ラインの先にチェックベイトの9センチFを結び沖に向かってフルキャストをする。秋風が心地よく、たまらない開放感。

開始10分、いきなり沖目でバイト!合わせを入れるとロッドが弧を描く。最高の瞬間。秋のシーバスは良く引く。10m手前まで持ってきたところで全身を出してエラ洗い!サイズは50㎝ぐらい。

そこから急に沖に向かって走り始める。無理やり頭をこっちに向かせて強引なやりとりをしてもよかったのだが、あえてドラグを少し緩めて走らせる。弧を描くロッドを楽しみたかったから。

遊ばせすぎたか、案の定フックアウト。。。まあ十分楽しませてくれたから、一応納得。

すぐに隣の弟にヒット!手前でエラ洗いされて痛恨のバラシ!

さらに私にヒット。今度は足元数mのところでのバイトだった。満潮時の場合、膝ぐらいの水深があればかなり岸に寄ってきていることが多々ある。でもバレました・・・。

続けざまに弟にヒット。上がってきたのは40センチぐらいのサイズだった。

その後も2人で何度かバラシて、最後に弟が50近いヤツを相変わらずバラシたところでて終了とした。


まさにバラシ兄弟。


「にーちゃん、よくバラスねぇ・・・」  「お前もな」  バラシ兄弟じゃなくて馬鹿兄弟かな?


時刻は20時。21時過ぎには多摩川に浸かりたい。目指すは流芯付近にあるミオ筋がからんだ駆け上がり。この時間から浸かり始めて、潮が引いていくにしたがって、ゆっくりとその駆け上がりに向かってキャストをしていくといった感じ。


その前に腹ごしらえ。出張行き帰りに立ち寄る羽田空港近くにある「元祖ニュータンタンメン本舗」へ!ここのラーメン?は、鶏ガラスープに唐辛子・溶き卵・ニンニク・ひき肉で調理された坦々麺で、にんにくとトウガラシが強烈に食欲を刺激する。最後に半ライスをスープの残ったどんぶりに投入して頂く。

癖になる旨さなのだが、仕事の途中に食べちゃうと、にんにくの強烈な吐息で、人様にご迷惑をおかけする可能性があるので、ご注意。 でもやめられないうまさ・・・。

20時50分、多摩川に到着。約20分堤防をひたすら歩く。胃からタンタン麺が出てきそうになるが、我慢してひたすら歩く。

弟もタンタン麺にやられていた。



河口のウェーディングポイントに到着すると数人のアングラーが腰までどっぷり浸かり、ミオ筋の駆け上がり目指してキャストしていた。

座頭市のようにウェーディングスタッフで底を突っつきながら恐る恐るすり足で前に進む。初めて装着したリトルオーシャンのエイガードはなかなかのフィット感。つけている違和感はまったくない。少しだけ安心感が得られた。


川は引き潮でいい感じで流れている。初めはDC9バレットで広範囲に探ってみる。反応が得られなかったので、ローリングベイト77でレンジを下げて探ってみる。

キャストを初めて30分、根がかり発生。と思ったら、地面が動き出すようにドラグが鳴り始める。


開始30分でステルス攻撃機に命中。


止まっては走る。止まっては走るを繰り返すスレルス機。恐ろしすぎ。しかもいきなり。


ゆっくりと後退し、岸に上げようとした時、少し沖にいた我が弟に向かって突進を始めた。  ヤバい! 弟が攻撃される!


ドラグを思いっきり閉めて攻撃回避を試みる! フックアウト!


私と弟の半径15m以内に残った状態となってしまった・・・・。こうなるとエイガードもなにもない。  恐怖!



秋の運河&多摩川河口 





でもやめません。


ウェーディングスタッフを突きまくりながら再度前進! まさに地雷だ。踏んだらおしまい。本当におしまい。


周りに気配を感じながら、キャストを再開する。ヤツを攻撃したくないのでローリングベイトは使用中止し、DCバレットにチェンジする。時刻は22時40分。

フルキャストして、少しロッドを寝かし、中層下をスローに引いてくると、ガツン!と強烈なバイト!と同時にエラ洗い!

川の流れがあるので下流に走られないように強引に頭を上流側に向けさせる。ふぅっとテンションがなくなる。バレたか?いや魚は私に向かって走ってきた。慌ててラインを巻き取る。


あがってきたのは57センチのシーバスだった。このサイズでこの引き。川のシーバスは面白い!


秋の運河&多摩川河口 




その後、2回バイトを取るもフッキングせず。弟はリールがバカになってしまい、テンションが下がっているようだ。私は十分満足したので弟にロッドを貸して、見物。

23時40分、ようやく弟にショートバイトがでる。しかし残念ながらフッキングまでには至らなかった。   



23時50分、ルアーをボックスにしまい、岸に向かって歩き始める。岸まで10mのところまで来たとき、30センチぐらいの水深で、突然何かがバシャっと動き始めた。1m先で沖に向かって突進していったのは、まぎれもなくヤツだった。 危なかった!数歩先・・・・油断していた! 本当にヤバかった。

帰り際、上げ潮狙いで入れ替わりに入っていくアングラーに、エイの注意を呼びかけながら岐路に着いた。


やっぱパズやガストンのエイガードにした方がいいのかな?? リトルオーシャンで一発刺されてみるわけにもいかないし・・。




●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine EXT16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット・ローリングベイト77,チェックベイトF他









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この記事へのコメント
まさにステルスですね…

渓流のマムシよりタチが悪い…

そんな危険な状況でも続ける、釣り人の性を垣間見ました。
Posted by Matt at 2008年10月19日 10:44
こんばんわ。東京湾の干潟ゲームではエイの被害が本当に多いんです。刺されたら・・あ、ヤラれた!では済みませんので恐ろしい限りです。何といっても地雷みたいに見えないのが難点です。

それでも挑戦はやめません。それが性です!(笑)
Posted by sige at 2008年10月19日 20:44
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