2010年06月10日
2010 北海道釣行記 NO2
3日目の朝、5時20分頃目的のサーフに到着しました。案の定、多くのアングラーがロングロッドで沖に指してキャストを繰り返していました。霧と低温で身震いする中、空いている場所へ3人並んで入りました。
北海道釣行で最も好きな釣り。サーフでの海アメマス。
タックルはCPS-102EX-Ti にEXIST 2508R。ラインはファイヤーラインEXT 16LB.+ナイロンのショックリーダー22LB.。ルアーはディスタンス・ヴィクセン28g。
潮は満潮3時間前。沖を目指してフルキャストし、縦の軽いジャークでリフト&フォール気味に足元まで丁寧に探っていきます。
開始早々、弟が2匹連続ヒットさせました。昨年は1匹獲るのにだいぶ苦労していたので、とりあえず釣れたことでほっとしていた様子。
すぐに私にも反応がありました。海アメのアタリは最高です!あのゴン!っというひったくる様なアタリがたまりません。今年初海アメですので、慎重に寄せてきました。サイズは40センチぐらいでした。
例年のこの時期よりだいぶ痩せています。その後、数匹ヒットさせましたがやはりサイズは45センチ止まりで、あまり太くありませんでした。今年の寒さの影響なのでしょうかね。
まあ、でも海アメマスにはかわりません。嬉しいかぎりです。
父にもヒットした模様です。60歳を超えた父が寒さの中、フルキャストを繰り返す姿は圧巻でした。しかもキャストがかなり上手くなっています。
3日目の午前中は47センチ止まりでしたが、3人とも何匹かずつ釣れましたので、十分満足してサーフを後にしました。
そのまま、道東の某河川へ移動です。ここは大きくて30センチ止まりですが、沢山のアメマスがいる場所です。
もう北海道に通い始めて15年以上になります。平均年3回のペースで通っていますので、東京在住の割には結構釣り場を知っちゃってます。この場所は釣れるには釣れるのですが、夕方と早朝の釣りは禁物です。ヒグマの通り道だからです。鈴とナタを持って笛を鳴らしながら川に向かいました。
6~7フィート前後のロッドに小型のスピナーや5g程度のスプーンを付けてキャストを始めました。5年前は同じ時期に、関東にあるそこらの管理釣り場より、よっぽど釣れたのですが、今年はどうでしょうか・・。
2投目で父にヒットです。7寸程度のアメマスですが、関東の人間にとってみればネイティブのアメマスが簡単に釣れちゃうわけですからたまりません。
その後、父に連発です。初めはコツがつかめなかった弟も、すぐにコツをつかんだようで、心地よいアメマスの反応に満足していたようです。
午後14時からサーフに戻り、夕マズメまで海アメ釣り再開です。朝よりだいぶアングラーは少なくなっていました。干潮からの上げ狙いです。
午後は一か所に留まらず、サーフをランガンしていきます。所々で海アメの反応が返ってきます。弟と私がコンスタントに釣っていきます。何匹目か忘れましたが、今までにない、そこそこの引きがありました。
上がってきたのは、まあまあ太ってくれていた48センチの海アメでした。
それ以外はやはり40センチ台が中心・・。たまに30センチ台も混ざります。弟と私で結構な数を釣りましたが、60センチ台の海アメらしい型が混じりません。父はかなり苦労していまして、なんとか50センチを1本という感じでした。。。。老体にムチを打って頑張っている父に何とか釣ってもらいたい。
17時20分、この日一番の型が弟にヒットしました!良いプロポーションです!
二人でがっちり握手をした後、そのポイントを父に譲りました。残り時間はあと10分程度です。父が最後の願いを込めて弟がヒットした場所にジグミノーをキャストします。
2投目でした。奇跡が起こりました。まさにドラマです。
ジャークを入れていた右腕に、ゴツンという強烈なアタリが! 思わず右手から一瞬ロッドが離れました。
すぐにロッドを持ち直し合わせを入れ、やり取りを始めます。霧雨の中、モアザンBRANZINO 96MML が美しい弧を描いてます。ドラグが鳴り、なかなか魚が寄ってきません。
弟と私は祈る様な気持で父に声を張り上げました! 私はネットを出して、岸でフックアウトした時の為に備えます。
同じテンションを保ちながらゆっくりゆっくりと父が岸に下がっていきます。波打ち際で魚の背中が見えました!デカイ・・・。
まさに海アメマスらしい太り方をした64センチ!さんざん苦労して最後の最後にやってくれました。例年でしたら60オーバーは結構混じりますが、この日の状況で64センチは立派です!
60歳台半ばの父が満面の笑顔です!
父と弟と私。本当にこの家族で良かったなぁってつくづく思いました。
それにしても弟は5分のチャンピオンでした(笑)。たった5分ですべて父に持っていかれました。
その夜のビールは格別でした。父と弟は下戸なんですが・・、何故か私だけ・・突然変異のようです。
最終日
2時55分に起床し、4時にはサーフに到着しました。昨日より寒く、明らかに反応は悪くなってしまいました。
何とか50センチを1本獲りましたが、結局私に3本、弟に2本でした。
でもちょっと収穫もありました。
ジグミノーで反応がなかった場所に、ショアラインシャイナーSL14を入れたところ、一投目で良いサイズがヒットしました(バレちゃいましたが・・)。同じ場所にキャストするとすぐに小型の海アメがヒットしました。
反応がないだけで、魚は結構いるということです。引き出しをもっと持つことにより、魚と出会える確率が上がる可能性を感じられたことはとても収穫でした。次回からはショアラインシャイナー等のミノー系ルアーを自信を持ってキャスト出来ます。
その後、少し川で遊んでから帰り支度をし、女満別空港に向かう途中、川北温泉に寄ってみました。舗装されていない山の中の林道を5Kほど入ったところにある無料の露天風呂です。
そこで最後の最後のに悲惨な事が・・・。地元のおじさんいわく、めったにいないはずのブヨが大群で押し寄せているとのこと!
意を決して乳白色の温泉に浸かりましたが、恐ろしいほどのブヨの大群に落ち着いて入っていられず、すぐに退散。地元のお爺さんの体にはおびただしい数のブヨがたかっていましたが、平気な顔をしていました・・・。恐るべし道産子お爺さんです。
帰郷した翌日、恐ろしい痒さと痛さに目覚めて全身を見た所、なんと10か所も刺されていて尋常じゃないほど腫れあがっていました。裸だったので尻やら足やらそこら中です・・・
ということで、今回の釣行はスピード取り締まりにつかまったり、ブヨに刺されまくったりと辛いこともありましたが、釣果はまずまずで、父も弟も喜んでくれたので大満足の釣行でございました!
またまた大変お世話になった「ホテル楠」さんには感謝・感謝です!
Nさん、7月に行けたら一緒に釣り行きましょうね!あと「本」ありがとうございました!どこまで私を道東中毒にするつもりでしょうか(笑)
追伸
結局フライフィッシングは時間と心の余裕がなく、出来ませんでした・・・・。もうちょっと練習してからデビューします!!
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:イグジスト2508R
●ライン: FireLine EXT16LB +VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g・ショアラインシャイナーSL14等
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-77Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS ナイロンライン10LB.
●ルアー:スピナー・スプーン・シュガーディープ等
北海道釣行で最も好きな釣り。サーフでの海アメマス。
タックルはCPS-102EX-Ti にEXIST 2508R。ラインはファイヤーラインEXT 16LB.+ナイロンのショックリーダー22LB.。ルアーはディスタンス・ヴィクセン28g。
潮は満潮3時間前。沖を目指してフルキャストし、縦の軽いジャークでリフト&フォール気味に足元まで丁寧に探っていきます。
開始早々、弟が2匹連続ヒットさせました。昨年は1匹獲るのにだいぶ苦労していたので、とりあえず釣れたことでほっとしていた様子。
すぐに私にも反応がありました。海アメのアタリは最高です!あのゴン!っというひったくる様なアタリがたまりません。今年初海アメですので、慎重に寄せてきました。サイズは40センチぐらいでした。
例年のこの時期よりだいぶ痩せています。その後、数匹ヒットさせましたがやはりサイズは45センチ止まりで、あまり太くありませんでした。今年の寒さの影響なのでしょうかね。
まあ、でも海アメマスにはかわりません。嬉しいかぎりです。
父にもヒットした模様です。60歳を超えた父が寒さの中、フルキャストを繰り返す姿は圧巻でした。しかもキャストがかなり上手くなっています。
3日目の午前中は47センチ止まりでしたが、3人とも何匹かずつ釣れましたので、十分満足してサーフを後にしました。
そのまま、道東の某河川へ移動です。ここは大きくて30センチ止まりですが、沢山のアメマスがいる場所です。
もう北海道に通い始めて15年以上になります。平均年3回のペースで通っていますので、東京在住の割には結構釣り場を知っちゃってます。この場所は釣れるには釣れるのですが、夕方と早朝の釣りは禁物です。ヒグマの通り道だからです。鈴とナタを持って笛を鳴らしながら川に向かいました。
6~7フィート前後のロッドに小型のスピナーや5g程度のスプーンを付けてキャストを始めました。5年前は同じ時期に、関東にあるそこらの管理釣り場より、よっぽど釣れたのですが、今年はどうでしょうか・・。
2投目で父にヒットです。7寸程度のアメマスですが、関東の人間にとってみればネイティブのアメマスが簡単に釣れちゃうわけですからたまりません。
その後、父に連発です。初めはコツがつかめなかった弟も、すぐにコツをつかんだようで、心地よいアメマスの反応に満足していたようです。
午後14時からサーフに戻り、夕マズメまで海アメ釣り再開です。朝よりだいぶアングラーは少なくなっていました。干潮からの上げ狙いです。
午後は一か所に留まらず、サーフをランガンしていきます。所々で海アメの反応が返ってきます。弟と私がコンスタントに釣っていきます。何匹目か忘れましたが、今までにない、そこそこの引きがありました。
上がってきたのは、まあまあ太ってくれていた48センチの海アメでした。
それ以外はやはり40センチ台が中心・・。たまに30センチ台も混ざります。弟と私で結構な数を釣りましたが、60センチ台の海アメらしい型が混じりません。父はかなり苦労していまして、なんとか50センチを1本という感じでした。。。。老体にムチを打って頑張っている父に何とか釣ってもらいたい。
17時20分、この日一番の型が弟にヒットしました!良いプロポーションです!
二人でがっちり握手をした後、そのポイントを父に譲りました。残り時間はあと10分程度です。父が最後の願いを込めて弟がヒットした場所にジグミノーをキャストします。
2投目でした。奇跡が起こりました。まさにドラマです。
ジャークを入れていた右腕に、ゴツンという強烈なアタリが! 思わず右手から一瞬ロッドが離れました。
すぐにロッドを持ち直し合わせを入れ、やり取りを始めます。霧雨の中、モアザンBRANZINO 96MML が美しい弧を描いてます。ドラグが鳴り、なかなか魚が寄ってきません。
弟と私は祈る様な気持で父に声を張り上げました! 私はネットを出して、岸でフックアウトした時の為に備えます。
同じテンションを保ちながらゆっくりゆっくりと父が岸に下がっていきます。波打ち際で魚の背中が見えました!デカイ・・・。
父と弟。
まさに海アメマスらしい太り方をした64センチ!さんざん苦労して最後の最後にやってくれました。例年でしたら60オーバーは結構混じりますが、この日の状況で64センチは立派です!
60歳台半ばの父が満面の笑顔です!
父と弟と私。本当にこの家族で良かったなぁってつくづく思いました。
それにしても弟は5分のチャンピオンでした(笑)。たった5分ですべて父に持っていかれました。
その夜のビールは格別でした。父と弟は下戸なんですが・・、何故か私だけ・・突然変異のようです。
最終日
2時55分に起床し、4時にはサーフに到着しました。昨日より寒く、明らかに反応は悪くなってしまいました。
何とか50センチを1本獲りましたが、結局私に3本、弟に2本でした。
でもちょっと収穫もありました。
ジグミノーで反応がなかった場所に、ショアラインシャイナーSL14を入れたところ、一投目で良いサイズがヒットしました(バレちゃいましたが・・)。同じ場所にキャストするとすぐに小型の海アメがヒットしました。
反応がないだけで、魚は結構いるということです。引き出しをもっと持つことにより、魚と出会える確率が上がる可能性を感じられたことはとても収穫でした。次回からはショアラインシャイナー等のミノー系ルアーを自信を持ってキャスト出来ます。
その後、少し川で遊んでから帰り支度をし、女満別空港に向かう途中、川北温泉に寄ってみました。舗装されていない山の中の林道を5Kほど入ったところにある無料の露天風呂です。
そこで最後の最後のに悲惨な事が・・・。地元のおじさんいわく、めったにいないはずのブヨが大群で押し寄せているとのこと!
意を決して乳白色の温泉に浸かりましたが、恐ろしいほどのブヨの大群に落ち着いて入っていられず、すぐに退散。地元のお爺さんの体にはおびただしい数のブヨがたかっていましたが、平気な顔をしていました・・・。恐るべし道産子お爺さんです。
帰郷した翌日、恐ろしい痒さと痛さに目覚めて全身を見た所、なんと10か所も刺されていて尋常じゃないほど腫れあがっていました。裸だったので尻やら足やらそこら中です・・・
ということで、今回の釣行はスピード取り締まりにつかまったり、ブヨに刺されまくったりと辛いこともありましたが、釣果はまずまずで、父も弟も喜んでくれたので大満足の釣行でございました!
またまた大変お世話になった「ホテル楠」さんには感謝・感謝です!
Nさん、7月に行けたら一緒に釣り行きましょうね!あと「本」ありがとうございました!どこまで私を道東中毒にするつもりでしょうか(笑)
追伸
結局フライフィッシングは時間と心の余裕がなく、出来ませんでした・・・・。もうちょっと練習してからデビューします!!
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:イグジスト2508R
●ライン: FireLine EXT16LB +VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g・ショアラインシャイナーSL14等
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-77Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS ナイロンライン10LB.
●ルアー:スピナー・スプーン・シュガーディープ等
Posted by sige at 20:00│Comments(4)
│トラウト
この記事へのコメント
親子3人で釣行いいですねぇ。
おいらも来月行ってこよーかなー。
ということで、来月少し時間が取れそうなのでフライを巻こう!
と昨日、もんの凄い久しぶりフライを巻きました。
1本巻くのに恐ろしく時間がかかり、しかも不恰好(笑)。
もともとまだまだ上手く巻けないけど、ちょっとがっかり。
もうすぐセミフライの季節だよなー。
おいらも来月行ってこよーかなー。
ということで、来月少し時間が取れそうなのでフライを巻こう!
と昨日、もんの凄い久しぶりフライを巻きました。
1本巻くのに恐ろしく時間がかかり、しかも不恰好(笑)。
もともとまだまだ上手く巻けないけど、ちょっとがっかり。
もうすぐセミフライの季節だよなー。
Posted by 水キチ at 2010年06月14日 10:01
フライの作成ですか・・・。僕は秋ぐらいからにしておきます(笑)
いつか一緒に北海道行きたいですね!
その前にお父様と行ってくださいませ。生きているうちにしか思い出は作れませんからね!
いつか一緒に北海道行きたいですね!
その前にお父様と行ってくださいませ。生きているうちにしか思い出は作れませんからね!
Posted by sige at 2010年06月14日 22:27
御無沙汰して鱒。
今年は弟さんも参戦され、さぞ楽しい釣行でしょうね!
60オーバーは圧巻です!!
今年は弟さんも参戦され、さぞ楽しい釣行でしょうね!
60オーバーは圧巻です!!
Posted by Matt at 2010年06月16日 11:29
mattさんへ
こんばんわ!今回もmattプライヤー、大活躍でしたよ!!
現在、週4回ぐらいのペースで地域の事やってる状態です。。。
いつか余裕が出来たら、アングラーズクラフト展に行ってみたいなぁ!!
こんばんわ!今回もmattプライヤー、大活躍でしたよ!!
現在、週4回ぐらいのペースで地域の事やってる状態です。。。
いつか余裕が出来たら、アングラーズクラフト展に行ってみたいなぁ!!
Posted by sige at 2010年06月18日 00:46
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