2011年10月03日
北海道釣行 2011
何年目・・何回目の北海道釣行だろうか。
ここ最近、釣りから遠ざかっていた。初めての感覚。行きたくないのに、行かなくちゃいけない「習慣の義務」みたいな感覚から少し解放された様な、そんな気にもなっていた。
相変わらずフライを巻くのだけは続けている。
久しぶりの北海道は相変わらず僕を優しく迎えてくれた。人も自然も全てが包み込むように。
2日目、知床の渓。クマスプレーと鈴、爆竹、ナタ・・・、気配の察知、退散する勇気。全てが自己責任。
1日で1年分の釣果。そして何より美しい魚体。どんな高名な画家が描く色合いもかなわない自然の色彩。
今回はルアーは封印してフライで遊ばせていただいた。朝一はルースニングで、日が昇ってからはドライで。僕の巻いたエルクヘアカディスもどきに、豪快に飛び出してくる。
大自然に感謝し、知床の渓を後にした。
少し足を延ばして、網走の「さんご草群落地」を見てきた。感想は、え??? これは・・・。
オホーツク海の夕日。河口にはたくさんのカラフトマスと鮭が押し寄せていた。
3日目、釧路方面の川に、Nさんと遠征。
遡上アメマスの釣り。2年前はルアーで挑んだが口を使ってくれず、とても苦労した。10月の下旬に行った年は産卵後で、逆に大変良い思いをさせてもらった経験がある。今回で4回目の遠征。難しい釣りになることは覚悟していた。
ルアーを車にしまいこんで、ひたすらフライで挑むも昼までチビアメマス数匹のみ。
何度、車に戻ってルアーロッドに持ち変えようと思ったことか。
フライフィッシングが上手くなりたい。この釣りを知りたい。
今日は絶対フライで通すと心に決める。
そして郷に従った。そう、隣でコンスタントに釣っているNさんのシステムに合わせ、フライの流し方、棚、レーン、全てを取り込み、実践していく。
フライフィッシング、長くやっていた餌釣りと、ルアーフィッシングの経験が大変役に立った。
徐々についてくる結果。
凄まじい引き。フライでのやりとり、基本はルアーや本流竿でのやり取りと変わらないと思った。それにしても重たい。さすが遡上アメマス。流れの筋から引き離しては、また流れに戻っていく。その繰り返し。その繰り返しがたまらない。
僕の大好きな海アメ釣りで見てきた、あの太いアメマスがそのまま登って来ているのだから、感動もひとしお。
50センチオーバーを筆頭に、7本の遡上アメマスに出会うことが出来た。しかも全部フライフィッシングで!
3日目、お昼過ぎの飛行機で帰京予定。あ~、楽しい時間は早すぎる。2日間もお付き合いいただいたNさんに心より感謝。
朝一、知床方面の渓流。前日から一転、冬の様な気温。
谷間を流れていく風の中に、ほんのり冬の気配を感じる。
こんな寒い中でも、僕のへなちょこフライに無邪気に飛び出すチビヤマメとオショロコマに感謝。
そして今だ残る自然の奥行きの深さに感動を覚える。
場所を変えて大きな川の上流域に。
な・・なんの足跡何でしょうかね(怖) しかも新しいし・・・
気を取り直して、ルアーで、対岸のキワのスリットを丁寧に探っていく。
1匹目は25センチぐらいのアメマス。
2匹目はちょっとサイズダウンで22センチぐらいのアメマス。
最後に22センチぐらいの虹鱒が顔を出してくれた。
あっという間の4日間。今回はとにかく得意のルアーを封印してフライフィッシング中心で遊んでみた。
やっぱり釣りは楽しい。発見と感動の連続。
そんな機会を与えてくれた北海道の自然と、お付き合いいただいたNさんに感謝です。
ここ最近、釣りから遠ざかっていた。初めての感覚。行きたくないのに、行かなくちゃいけない「習慣の義務」みたいな感覚から少し解放された様な、そんな気にもなっていた。
相変わらずフライを巻くのだけは続けている。
久しぶりの北海道は相変わらず僕を優しく迎えてくれた。人も自然も全てが包み込むように。
2日目、知床の渓。クマスプレーと鈴、爆竹、ナタ・・・、気配の察知、退散する勇気。全てが自己責任。
1日で1年分の釣果。そして何より美しい魚体。どんな高名な画家が描く色合いもかなわない自然の色彩。
今回はルアーは封印してフライで遊ばせていただいた。朝一はルースニングで、日が昇ってからはドライで。僕の巻いたエルクヘアカディスもどきに、豪快に飛び出してくる。
大自然に感謝し、知床の渓を後にした。
少し足を延ばして、網走の「さんご草群落地」を見てきた。感想は、え??? これは・・・。
オホーツク海の夕日。河口にはたくさんのカラフトマスと鮭が押し寄せていた。
3日目、釧路方面の川に、Nさんと遠征。
遡上アメマスの釣り。2年前はルアーで挑んだが口を使ってくれず、とても苦労した。10月の下旬に行った年は産卵後で、逆に大変良い思いをさせてもらった経験がある。今回で4回目の遠征。難しい釣りになることは覚悟していた。
ルアーを車にしまいこんで、ひたすらフライで挑むも昼までチビアメマス数匹のみ。
何度、車に戻ってルアーロッドに持ち変えようと思ったことか。
フライフィッシングが上手くなりたい。この釣りを知りたい。
今日は絶対フライで通すと心に決める。
そして郷に従った。そう、隣でコンスタントに釣っているNさんのシステムに合わせ、フライの流し方、棚、レーン、全てを取り込み、実践していく。
フライフィッシング、長くやっていた餌釣りと、ルアーフィッシングの経験が大変役に立った。
徐々についてくる結果。
凄まじい引き。フライでのやりとり、基本はルアーや本流竿でのやり取りと変わらないと思った。それにしても重たい。さすが遡上アメマス。流れの筋から引き離しては、また流れに戻っていく。その繰り返し。その繰り返しがたまらない。
51㎝
僕の大好きな海アメ釣りで見てきた、あの太いアメマスがそのまま登って来ているのだから、感動もひとしお。
53㎝
50センチオーバーを筆頭に、7本の遡上アメマスに出会うことが出来た。しかも全部フライフィッシングで!
3日目、お昼過ぎの飛行機で帰京予定。あ~、楽しい時間は早すぎる。2日間もお付き合いいただいたNさんに心より感謝。
朝一、知床方面の渓流。前日から一転、冬の様な気温。
谷間を流れていく風の中に、ほんのり冬の気配を感じる。
こんな寒い中でも、僕のへなちょこフライに無邪気に飛び出すチビヤマメとオショロコマに感謝。
そして今だ残る自然の奥行きの深さに感動を覚える。
場所を変えて大きな川の上流域に。
な・・なんの足跡何でしょうかね(怖) しかも新しいし・・・
気を取り直して、ルアーで、対岸のキワのスリットを丁寧に探っていく。
1匹目は25センチぐらいのアメマス。
2匹目はちょっとサイズダウンで22センチぐらいのアメマス。
最後に22センチぐらいの虹鱒が顔を出してくれた。
あっという間の4日間。今回はとにかく得意のルアーを封印してフライフィッシング中心で遊んでみた。
やっぱり釣りは楽しい。発見と感動の連続。
そんな機会を与えてくれた北海道の自然と、お付き合いいただいたNさんに感謝です。
Posted by sige at 21:00│Comments(4)
│トラウト
この記事へのコメント
ご無沙汰してましたm(_ _)m
今年も行ってきたんですね!
しかも、フライだけに拘った釣行!
ナイス、ドMです!!
今年も行ってきたんですね!
しかも、フライだけに拘った釣行!
ナイス、ドMです!!
Posted by Matt at 2011年10月04日 08:23
mattさんへ
こんばんわ!ご無沙汰しております。いや~何度ルアーロッドに持ち替えようと思ったことか・・・・。
ドMフィッシング、おかげ様でフライがもっと楽しくなりましたよ(笑)
今回もmattさん作のネットとプライヤー、おかげさまで大活躍でした!
こんばんわ!ご無沙汰しております。いや~何度ルアーロッドに持ち替えようと思ったことか・・・・。
ドMフィッシング、おかげ様でフライがもっと楽しくなりましたよ(笑)
今回もmattさん作のネットとプライヤー、おかげさまで大活躍でした!
Posted by sige at 2011年10月04日 19:12
ういっしゅ、久々の更新ですね。
今月、北海道へ行ったんですね。
フライでいい釣りが出来たようでいいですね!
知床ということは中標津から入ったんですかね。
あちら方面にはだいぶ行ってないですが、
無垢なオショロコマと遊びたいものですなー。
アメマスはもしかして普通にニンフで釣ったんですか?
ボクも体育の日の連休で1日だけチャレンジしましたが、
それほど蝟集してなくて、まだ難しい時期でしたね。
それにしても人がめちゃくちゃ多かったですねー。
ネイティブがあんなに遡上する川は大切にして行きたいものですね。
今月、北海道へ行ったんですね。
フライでいい釣りが出来たようでいいですね!
知床ということは中標津から入ったんですかね。
あちら方面にはだいぶ行ってないですが、
無垢なオショロコマと遊びたいものですなー。
アメマスはもしかして普通にニンフで釣ったんですか?
ボクも体育の日の連休で1日だけチャレンジしましたが、
それほど蝟集してなくて、まだ難しい時期でしたね。
それにしても人がめちゃくちゃ多かったですねー。
ネイティブがあんなに遡上する川は大切にして行きたいものですね。
Posted by 水キチ at 2011年10月15日 08:50
水キチさんへ
どうもです!水キチさんも行ってたんですね。
あの時期の道東アメマスは11月より簡単ではない分、産卵前と言うことで引きは強いし、魚太いし、ある意味11月の爆釣時期より好きかもしれません。また新たな釣り方も知っちゃいましたし・・。
僕の行った日も人人・・人でした。
いつか一緒に行きたいですね!
どうもです!水キチさんも行ってたんですね。
あの時期の道東アメマスは11月より簡単ではない分、産卵前と言うことで引きは強いし、魚太いし、ある意味11月の爆釣時期より好きかもしれません。また新たな釣り方も知っちゃいましたし・・。
僕の行った日も人人・・人でした。
いつか一緒に行きたいですね!
Posted by sige at 2011年10月17日 21:13
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