2007年07月27日
上達と犠牲
約20年前、渓流においてそうルアーマンを見かけることはなかった。たいがいが餌釣り師だったように記憶している。同じ頃ルアーやフライフィッシングの管理釣り場が注目を集めてきた時代だった。その時代の波と比例するように、渓流で見かけるルアーマンも増えてきたように思える。私もまさにその口で、餌釣り一本だったのが、14年前から管理釣り場にはまると平行してルアーマンに転換していった。
はかなからずも長年釣りをしていると魚を手にしたことで、手が震えるような感動は少なくなってくる。管釣りでキャストを鍛えて、奥多摩の本流筋で9寸のイワナをルアー釣った時の感動は今でも鮮明に覚えている。正直手が震えた。お恥ずかしい話ではあるが、それでも渓流竿を置いて、ルアーロッドだけもって沢に入るまでには随分と時間がかかった。
ルアーフィッシングに狂って14年。今ではほとんど餌釣りをすることはなくなってしまった。同時に魚を持って帰ることもなくなった。昔父から買ってもらったテンダーのビクは押入れの中で眠っている。
渓流においての餌釣りとルアーフィッシング。道具は違うがフィールドは同じだ。私のルアーフィッシングの基本的な原点はすべて餌釣りの理論から成り立っている。ポイントへのアプローチの仕方、流れの筋、反転流、時期ごとの魚の着き場、底への素早い送り込み方などなど・・・・。恥ずかしながらルアーに転換して数年は20代にして、バリバリの餌釣りファッションなわけで、当然鮎タイツなわけで・・・。身に着けている物はダイワかシマノかがまかつぐらいのものだった。SIMMSなんてまったく別世界のメーカーってな感じだった。
現在において餌釣りでも関東のスレっからしのヤマメを相手にすることはそう容易ではない。ハリスも0.6号から0.2号、そして0釣法、挙句の果てには0.08・・と本当に上流から自然流下してくる餌を演出しないとなかなか口を使ってくれないのが現状だと思う。
ルアーもしかり。よって竿抜けポイントを攻められることが、魚の顔を見ることの出来る、重要なファクターとなってくるわけだ。

しかし、この竿抜けポイントってやつ。大概が見過ごされている場所か、攻めるのが難しい場所。後者の攻めるのに難しい場所なのだが、対岸の木がオーバーハングしている場所なんかがよくあるパターン。しかも引っ掛けたら取りにいけない場所だったりする。一応キャストをしてみるものの、1個1500円のミノーが一瞬現生に見え、ポイントの手前で水面に落ちる。当然魚は出るはずもない。
しかしここで攻めきれないと、本当の意味でキャストの精度は上達しない。今まで何度、いくつルアーを犠牲にしてきたのだろうか。ウエダのロッド何本買えただろうかなんて考えてもきりがない。バルサのルアーなんか、送り込めるようになったのは正直最近の話だ。
ロストを恐れず攻めきれた者だけが手にする祝福。
上達には犠牲がつき物。悔しいけどルアーの生る木に実を付けて、釣具屋に同じルアーを補充しに行く。それでもめげずにまた竿抜けポイントにルアーを打つ。あの木の下に魚がいるかぎり・・・。
はかなからずも長年釣りをしていると魚を手にしたことで、手が震えるような感動は少なくなってくる。管釣りでキャストを鍛えて、奥多摩の本流筋で9寸のイワナをルアー釣った時の感動は今でも鮮明に覚えている。正直手が震えた。お恥ずかしい話ではあるが、それでも渓流竿を置いて、ルアーロッドだけもって沢に入るまでには随分と時間がかかった。
ルアーフィッシングに狂って14年。今ではほとんど餌釣りをすることはなくなってしまった。同時に魚を持って帰ることもなくなった。昔父から買ってもらったテンダーのビクは押入れの中で眠っている。
渓流においての餌釣りとルアーフィッシング。道具は違うがフィールドは同じだ。私のルアーフィッシングの基本的な原点はすべて餌釣りの理論から成り立っている。ポイントへのアプローチの仕方、流れの筋、反転流、時期ごとの魚の着き場、底への素早い送り込み方などなど・・・・。恥ずかしながらルアーに転換して数年は20代にして、バリバリの餌釣りファッションなわけで、当然鮎タイツなわけで・・・。身に着けている物はダイワかシマノかがまかつぐらいのものだった。SIMMSなんてまったく別世界のメーカーってな感じだった。
現在において餌釣りでも関東のスレっからしのヤマメを相手にすることはそう容易ではない。ハリスも0.6号から0.2号、そして0釣法、挙句の果てには0.08・・と本当に上流から自然流下してくる餌を演出しないとなかなか口を使ってくれないのが現状だと思う。
ルアーもしかり。よって竿抜けポイントを攻められることが、魚の顔を見ることの出来る、重要なファクターとなってくるわけだ。

しかし、この竿抜けポイントってやつ。大概が見過ごされている場所か、攻めるのが難しい場所。後者の攻めるのに難しい場所なのだが、対岸の木がオーバーハングしている場所なんかがよくあるパターン。しかも引っ掛けたら取りにいけない場所だったりする。一応キャストをしてみるものの、1個1500円のミノーが一瞬現生に見え、ポイントの手前で水面に落ちる。当然魚は出るはずもない。
しかしここで攻めきれないと、本当の意味でキャストの精度は上達しない。今まで何度、いくつルアーを犠牲にしてきたのだろうか。ウエダのロッド何本買えただろうかなんて考えてもきりがない。バルサのルアーなんか、送り込めるようになったのは正直最近の話だ。
ロストを恐れず攻めきれた者だけが手にする祝福。
上達には犠牲がつき物。悔しいけどルアーの生る木に実を付けて、釣具屋に同じルアーを補充しに行く。それでもめげずにまた竿抜けポイントにルアーを打つ。あの木の下に魚がいるかぎり・・・。
2007年07月20日
釣りと父
私が初めて釣りをしたのは小学生の頃。たしかフナ釣だったと思う。
初めての本格的な釣りは10歳の頃、父に連れて行ってもらった渓流釣り。場所は清里の方面だったような気がする。山にはまだ雪がかなり残っている時期だった。
雪の上を歩いていると、突然足元の雪がドンと落ち、背丈ほどの雪穴に落ちた記憶がある。父は上から笑っていたが、穴から出られないのではという、なんとも言えない恐怖感に襲われた記憶がある。
その釣行で釣れたか釣れなかったかはまったく覚えていない。記憶にあるのは雪穴に落ちた恐怖感と、帰りに喫茶店で食べたピザトーストとココアの温かさだけだ。

父は某雑誌に記事を書いていたこともあり、かなりの釣り好き。99パーセント渓流釣り。あれだけ釣りに行っていたのに、我が家ではヤマメとイワナ以外の魚は見たことはない。
幼い頃、釣具屋があまり好きではなかった。週末になると父に連れられて行く小さな釣具屋。釣具屋の亭主と父のおしゃべりをひたすら座って待つ時間が退屈でしょうがなかった。金曜日の夕方は多摩川に川虫取りによくついて行った。川に連れて行ってもらえた嬉しさと、翌日確実に釣りに行ってしまっていなくなる寂しさが、今でも漠然と私の記憶の深いところに存在している。

中学や特に高校生の頃、家族で一緒に旅行や外食に行くのが、いやになった時期があった。俗にいう反抗期。ふだん父との会話は少なかったが、釣りだけは年1回は一緒に行っていた。
大学生の頃、新潟の某川に4泊で釣行したことがあった。行きも帰りも特に会話があったわけではない。しかし今思えば心でたくさんの会話をしたように思える。
沢で焚き火をし釣った岩魚を焼いて2人で食べた時、堰堤で釣り上げた魚を堰堤の上から見守っている父に見せて微笑んでくれた時、高巻きの途中、差し伸べてくてた手を強く握り返した時・・・。
父からはたくさんのことを教わった。魚の着き場、高巻きのしかた、ロープの使い方、引き返す勇気、渓流の怖さ。そして手の暖かさ・・。
若い頃、山男で沢登りをしていたこともあり、沢を歩くスピードはとても早く、いつも背中しか見たことがなかった。釣行の行きも帰りも運転は必ず父。鉄人のようだった父。そんな父も今年還暦を迎えた。
最近は帰りの車内、私の運転の隣で、目をつぶって寝ている。今でも年数回父と釣りに行く。沢を歩く早さは変わったけど、その大きな背中は今も変わらない。
父との釣行。ただ単に魚を釣りにいくのではなく、心の会話をしにいくのだ。深い心の会話をしに・・。
私にも子供ができ、上の男の子が小学生になった。父に教わったたくさんのことを今度は少しづつ息子に伝えていこうと思う。釣りという素晴らしい媒体を通して・・・。
初めての本格的な釣りは10歳の頃、父に連れて行ってもらった渓流釣り。場所は清里の方面だったような気がする。山にはまだ雪がかなり残っている時期だった。
雪の上を歩いていると、突然足元の雪がドンと落ち、背丈ほどの雪穴に落ちた記憶がある。父は上から笑っていたが、穴から出られないのではという、なんとも言えない恐怖感に襲われた記憶がある。
その釣行で釣れたか釣れなかったかはまったく覚えていない。記憶にあるのは雪穴に落ちた恐怖感と、帰りに喫茶店で食べたピザトーストとココアの温かさだけだ。
父は某雑誌に記事を書いていたこともあり、かなりの釣り好き。99パーセント渓流釣り。あれだけ釣りに行っていたのに、我が家ではヤマメとイワナ以外の魚は見たことはない。
幼い頃、釣具屋があまり好きではなかった。週末になると父に連れられて行く小さな釣具屋。釣具屋の亭主と父のおしゃべりをひたすら座って待つ時間が退屈でしょうがなかった。金曜日の夕方は多摩川に川虫取りによくついて行った。川に連れて行ってもらえた嬉しさと、翌日確実に釣りに行ってしまっていなくなる寂しさが、今でも漠然と私の記憶の深いところに存在している。
中学や特に高校生の頃、家族で一緒に旅行や外食に行くのが、いやになった時期があった。俗にいう反抗期。ふだん父との会話は少なかったが、釣りだけは年1回は一緒に行っていた。
大学生の頃、新潟の某川に4泊で釣行したことがあった。行きも帰りも特に会話があったわけではない。しかし今思えば心でたくさんの会話をしたように思える。
沢で焚き火をし釣った岩魚を焼いて2人で食べた時、堰堤で釣り上げた魚を堰堤の上から見守っている父に見せて微笑んでくれた時、高巻きの途中、差し伸べてくてた手を強く握り返した時・・・。
父からはたくさんのことを教わった。魚の着き場、高巻きのしかた、ロープの使い方、引き返す勇気、渓流の怖さ。そして手の暖かさ・・。
若い頃、山男で沢登りをしていたこともあり、沢を歩くスピードはとても早く、いつも背中しか見たことがなかった。釣行の行きも帰りも運転は必ず父。鉄人のようだった父。そんな父も今年還暦を迎えた。
最近は帰りの車内、私の運転の隣で、目をつぶって寝ている。今でも年数回父と釣りに行く。沢を歩く早さは変わったけど、その大きな背中は今も変わらない。
父との釣行。ただ単に魚を釣りにいくのではなく、心の会話をしにいくのだ。深い心の会話をしに・・。
私にも子供ができ、上の男の子が小学生になった。父に教わったたくさんのことを今度は少しづつ息子に伝えていこうと思う。釣りという素晴らしい媒体を通して・・・。
2007年07月16日
道東釣行その2 07年7月
さて7月8日釣行3日目。この日も朝2時過ぎに起床。さすがに起きるのにかなりの気合が必要だった。2時って早朝になるのでしょうか?っていうか夜でしょ!2時半過ぎに十勝地方目指して出発。予定では3時間ぐらいのドライブ。この日もN氏と京都のアングラーI氏と3人での釣行となった。6時前十勝地方の某河川中流域に到着する。
この十勝地方にはたくさんの川があり、野生化したワイルドレインボーが釣れる川があるとのこと。何週間か前にN氏が竿を出している河川で、その時は良い状況だったそうだ。
北海道の50アップのワイルドレインボー。ヒレが回復したのではなく、そこで生まれて育ったやつ。しかも湖ではなく、川の流れの中で育ったやつ。正直憧れだった。北海道に通う前までは虹鱒といえば、正直私の中ではヤマメやイワナよりは下だった。銀山湖や某川でコンディションのよい虹鱒を釣ったことはあるが、放流物が野生化した魚だったと思う。北海道でも小さいサイズのワイルドレインボーは釣ったことはある。あくまでも50アップ。50アップを夢見ていた。

今回入った川。この川に野生化したレインボーが生息している。
さっそく前回実績のあったとのポイントに入る。まずは京都のI氏が瀬頭から下流のぶっつけの深みに向かってルアーを流し込んでみる。2人で拝見していると、なんと開始30秒でロッドがしなる!しかもしなりすぎでしょ!ってほどしなっている!!上流側から瀬の中でかけていることもあり、魚の大きさに流れの速さが足されて強烈な状況だ!しかも右も左も動けない場所。なんとかうまくやり取りしN氏が少し下流側に入り、ネットイン!なんといきなり30秒で50オーバーの雄のレインボー!I氏もビックリしていたが、私もそれは驚いた。っていうか目が覚めた!う、羨ましい・・!
3人別れてそれぞれのポイントに散る。沈んだ流木の周りや、瀬の中、色々せめてみるが、バイトなし!っくーー。やっぱそう簡単には捕らしてもらえないか・・・。今日は十勝地方日中30度まで上昇するとの予報。朝の気温が安定している時間帯に1本捕っておきたい!そんな願いと裏腹に時間だけがすぎていく。
40分後I氏と合流。聞くと50オーバー1本と40センチ1本バラシとのこと。羨ましい!やっぱいるとこにはいるんだな!2本出たポイントに案内していただき、キャストを試みるも1バイトあったのみで、魚が出てくることはなかった。車で場所を移動する前に朝一出たポイントをダメもとでキャストしてみる。正直30アップでも十分という思いになっていた。
10投目、朝一出たポイントと同じ、流れが岩盤にぶつかっている深みでゴン!!!と強烈なバイト!TSS72が限界までしなる!キャストポイントは動けない場所。左に行けば流芯で、私自身が確実に流されてしまうし、右は木がオーバーハングしている。2人も私の異変に気づき駆けつけてくれるも対岸にいるので、こちら側にくるには時間がかかる。とにかく耐えて耐えまくった!途中下流に走られて万事休すかと思ったが、一か八かドラグをしめてなんとか魚の頭を上流に向けさせ、さらに耐える!絶えること数分ようやくN氏が駆けつけてくれて、ネットに収めることができた!
魚を触る手が少し震えていた。久しぶりの感覚だ。53センチの完璧なワイルドレインボー。この魚だけで、今回北海道まで来たすべてが報われた気がした。心の中が充実感と満足感でいっぱいになった。

53センチの美しいレインボー。

ヒットしたシュガーミノードリフトトゥイッチャー85。流れに強いミノーだ。ダウンでも瀬から飛び出ない
その後11時までさまざまなポイントを回るが、結果はその1匹だけだった。地元の人の話では60、70オーバーが出るそうで、あらためて北海道のポテンシャルの高さを思い知った日になったのである。ほんと、北海道の人が羨ましい!

TSS72とセルテート2500。セルテートはスプール受けカラーをBB化し、マシンカットハンドル使用にカスタムしている。
帰り道、屈斜路湖で1時間半ぐらい竿を出してみるも、ウグイの連発で本命のレインポーの顔を見ることは出来なかった。今年は阿寒湖が不調のようで屈斜路湖に来る人が多いらしく、何人ものフライフィッシャーがロッドを振っていた。こんな手付かずの雄大な湖では、フライフィッシングがかっこよく見える。
7月9日最終日、この日はフライト時間の関係で9時まで。さすがに2時起きは翌日からの仕事に差し支える。3時30分起きで、海アメポイントに1人で向かう。まあ平日だし、干潮時が4時近くだし、そんな朝早くいっても人はいないでしょ・・。4時30分過ぎに到着して海岸を見ると・・・げ!!すでに5,6人、ポイントに入っているではないか!

さっそく準備を済ませ、キャストを開始する。30分後、最初のバイトがあり、フッキングするも全然引かない。寄せてくると25cm程の海アメ・・・・。周りではポツポツ数匹ヒットしている様子。6時を過ぎた時点で誰一人としてヒットしなくなった。当然私にもバイトすらない。時間は7時をまわった。
この4日間重たいジグミノーを何百回沖に向かってフルキャストしてのだろうか。手の甲からは骨が飛び出してきそうなほど痛い。腕も肩も腰も悲鳴を上げている・・。しかしここで移動しても、時間的にすでにどうしようもない状況だ。ポツポツと1人また1人、浜をあとにしていく。その姿を見るたびに私のやる気も波と一緒にさらわれていく・・・。気づくと私以外に、おじさん1人。
残りあと1時間のところで、賭けにでた。実績ポイントを捨て、同じ海岸だが車で移動して初めてのポイントに入る。当然誰もいない。
ダメもとでキャストを再開する。着水後、いったんジグミノーをフォールし、しゃくりあげた瞬間、久しぶりの強烈なバイト!いるじゃん!!良い引きを楽しんで上がってきたのは59センチの恐ろしくファットな魚体の海アメマスだった。さらに数投目で、同じくフォールしてしゃくった瞬間またもやヒット。これまた64㎝の完璧なプロポーションの海アメだった。出来すぎである!

気合で捕った59センチ。

最後に捕った64センチ。ジグミノーのフックはすべてリセントのソルティーフック。
時刻は8時50分。まだ釣れそうな気がしたが、もう心の中は飽和状態だった。帽子を脱ぎ、海に向かって一礼して今回の釣行を終了とした。結果今回は4日間で10本の海アメを捕ることができた。
今回ジグミノーを振った時間だけでも約15時間・・。東京に帰ってから今日まで、たまった仕事に追われていた。
なんか胸が痛い・・・。寝返りがうてない・・。く・・苦しい・・。13日ようやく仕事が一段落して気が抜けたのか、ますます痛くなってきた。妻の勧めで整形外科に行ってみると、
肋骨が折れていた・・・・・。レントゲンに写った私の骨は完全にポキっといっているではないか・・。医者の話だとキャストのしすぎによる、疲労骨折だそうだ・・・・・・・。コルセットをして家に帰ると、呆れた妻の顔がいつもより恐ろしかった・・。
最終日にはどうやら肋骨が折れた状態でキャストしていたようです。どうりて痛かったわけだ。そんな状況の中2本捕りましたが・・。 完治まで4週間。
1ヶ月釣りできません。釣禁です・・・・・!
みなさんも重たいルアーのキャストのしすぎには十分注意しましょう(笑)ってか笑えないか!END
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-72Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス8LB.
●ルアー:シュガーミノードリフトトゥイッチャー85・蝦夷スプーン7g・Dコンタクト5㎝他
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:カルディアKIX2500(オーシャンマークスプール・ハンドル、2BBプラス)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g等
宿泊:ホテル楠
北海道標津郡標津町南八条西1-4-1
Tel : 0153-82-3411
女将さんはとても気さくで良い人ですし、料理も美味しいし温泉は源泉かけ流しでヌルヌルだし、とても良いホテルです。旦那さんが釣りに詳しいので、特に忠類川の情報や道東のフィールド情報を教えていただけます。道東の釣りの基地として、観光にもお勧めのホテルです。HPは当ブログのお気に入りに貼り付けてあります。

いつかまた。
この十勝地方にはたくさんの川があり、野生化したワイルドレインボーが釣れる川があるとのこと。何週間か前にN氏が竿を出している河川で、その時は良い状況だったそうだ。
北海道の50アップのワイルドレインボー。ヒレが回復したのではなく、そこで生まれて育ったやつ。しかも湖ではなく、川の流れの中で育ったやつ。正直憧れだった。北海道に通う前までは虹鱒といえば、正直私の中ではヤマメやイワナよりは下だった。銀山湖や某川でコンディションのよい虹鱒を釣ったことはあるが、放流物が野生化した魚だったと思う。北海道でも小さいサイズのワイルドレインボーは釣ったことはある。あくまでも50アップ。50アップを夢見ていた。
今回入った川。この川に野生化したレインボーが生息している。
さっそく前回実績のあったとのポイントに入る。まずは京都のI氏が瀬頭から下流のぶっつけの深みに向かってルアーを流し込んでみる。2人で拝見していると、なんと開始30秒でロッドがしなる!しかもしなりすぎでしょ!ってほどしなっている!!上流側から瀬の中でかけていることもあり、魚の大きさに流れの速さが足されて強烈な状況だ!しかも右も左も動けない場所。なんとかうまくやり取りしN氏が少し下流側に入り、ネットイン!なんといきなり30秒で50オーバーの雄のレインボー!I氏もビックリしていたが、私もそれは驚いた。っていうか目が覚めた!う、羨ましい・・!
3人別れてそれぞれのポイントに散る。沈んだ流木の周りや、瀬の中、色々せめてみるが、バイトなし!っくーー。やっぱそう簡単には捕らしてもらえないか・・・。今日は十勝地方日中30度まで上昇するとの予報。朝の気温が安定している時間帯に1本捕っておきたい!そんな願いと裏腹に時間だけがすぎていく。
40分後I氏と合流。聞くと50オーバー1本と40センチ1本バラシとのこと。羨ましい!やっぱいるとこにはいるんだな!2本出たポイントに案内していただき、キャストを試みるも1バイトあったのみで、魚が出てくることはなかった。車で場所を移動する前に朝一出たポイントをダメもとでキャストしてみる。正直30アップでも十分という思いになっていた。
10投目、朝一出たポイントと同じ、流れが岩盤にぶつかっている深みでゴン!!!と強烈なバイト!TSS72が限界までしなる!キャストポイントは動けない場所。左に行けば流芯で、私自身が確実に流されてしまうし、右は木がオーバーハングしている。2人も私の異変に気づき駆けつけてくれるも対岸にいるので、こちら側にくるには時間がかかる。とにかく耐えて耐えまくった!途中下流に走られて万事休すかと思ったが、一か八かドラグをしめてなんとか魚の頭を上流に向けさせ、さらに耐える!絶えること数分ようやくN氏が駆けつけてくれて、ネットに収めることができた!
魚を触る手が少し震えていた。久しぶりの感覚だ。53センチの完璧なワイルドレインボー。この魚だけで、今回北海道まで来たすべてが報われた気がした。心の中が充実感と満足感でいっぱいになった。
53センチの美しいレインボー。
ヒットしたシュガーミノードリフトトゥイッチャー85。流れに強いミノーだ。ダウンでも瀬から飛び出ない
その後11時までさまざまなポイントを回るが、結果はその1匹だけだった。地元の人の話では60、70オーバーが出るそうで、あらためて北海道のポテンシャルの高さを思い知った日になったのである。ほんと、北海道の人が羨ましい!

TSS72とセルテート2500。セルテートはスプール受けカラーをBB化し、マシンカットハンドル使用にカスタムしている。
帰り道、屈斜路湖で1時間半ぐらい竿を出してみるも、ウグイの連発で本命のレインポーの顔を見ることは出来なかった。今年は阿寒湖が不調のようで屈斜路湖に来る人が多いらしく、何人ものフライフィッシャーがロッドを振っていた。こんな手付かずの雄大な湖では、フライフィッシングがかっこよく見える。
7月9日最終日、この日はフライト時間の関係で9時まで。さすがに2時起きは翌日からの仕事に差し支える。3時30分起きで、海アメポイントに1人で向かう。まあ平日だし、干潮時が4時近くだし、そんな朝早くいっても人はいないでしょ・・。4時30分過ぎに到着して海岸を見ると・・・げ!!すでに5,6人、ポイントに入っているではないか!
さっそく準備を済ませ、キャストを開始する。30分後、最初のバイトがあり、フッキングするも全然引かない。寄せてくると25cm程の海アメ・・・・。周りではポツポツ数匹ヒットしている様子。6時を過ぎた時点で誰一人としてヒットしなくなった。当然私にもバイトすらない。時間は7時をまわった。
この4日間重たいジグミノーを何百回沖に向かってフルキャストしてのだろうか。手の甲からは骨が飛び出してきそうなほど痛い。腕も肩も腰も悲鳴を上げている・・。しかしここで移動しても、時間的にすでにどうしようもない状況だ。ポツポツと1人また1人、浜をあとにしていく。その姿を見るたびに私のやる気も波と一緒にさらわれていく・・・。気づくと私以外に、おじさん1人。
残りあと1時間のところで、賭けにでた。実績ポイントを捨て、同じ海岸だが車で移動して初めてのポイントに入る。当然誰もいない。
ダメもとでキャストを再開する。着水後、いったんジグミノーをフォールし、しゃくりあげた瞬間、久しぶりの強烈なバイト!いるじゃん!!良い引きを楽しんで上がってきたのは59センチの恐ろしくファットな魚体の海アメマスだった。さらに数投目で、同じくフォールしてしゃくった瞬間またもやヒット。これまた64㎝の完璧なプロポーションの海アメだった。出来すぎである!
気合で捕った59センチ。
最後に捕った64センチ。ジグミノーのフックはすべてリセントのソルティーフック。
時刻は8時50分。まだ釣れそうな気がしたが、もう心の中は飽和状態だった。帽子を脱ぎ、海に向かって一礼して今回の釣行を終了とした。結果今回は4日間で10本の海アメを捕ることができた。
今回ジグミノーを振った時間だけでも約15時間・・。東京に帰ってから今日まで、たまった仕事に追われていた。
なんか胸が痛い・・・。寝返りがうてない・・。く・・苦しい・・。13日ようやく仕事が一段落して気が抜けたのか、ますます痛くなってきた。妻の勧めで整形外科に行ってみると、
肋骨が折れていた・・・・・。レントゲンに写った私の骨は完全にポキっといっているではないか・・。医者の話だとキャストのしすぎによる、疲労骨折だそうだ・・・・・・・。コルセットをして家に帰ると、呆れた妻の顔がいつもより恐ろしかった・・。
最終日にはどうやら肋骨が折れた状態でキャストしていたようです。どうりて痛かったわけだ。そんな状況の中2本捕りましたが・・。 完治まで4週間。
1ヶ月釣りできません。釣禁です・・・・・!
みなさんも重たいルアーのキャストのしすぎには十分注意しましょう(笑)ってか笑えないか!END
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-72Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス8LB.
●ルアー:シュガーミノードリフトトゥイッチャー85・蝦夷スプーン7g・Dコンタクト5㎝他
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:カルディアKIX2500(オーシャンマークスプール・ハンドル、2BBプラス)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g等
宿泊:ホテル楠
北海道標津郡標津町南八条西1-4-1
Tel : 0153-82-3411
女将さんはとても気さくで良い人ですし、料理も美味しいし温泉は源泉かけ流しでヌルヌルだし、とても良いホテルです。旦那さんが釣りに詳しいので、特に忠類川の情報や道東のフィールド情報を教えていただけます。道東の釣りの基地として、観光にもお勧めのホテルです。HPは当ブログのお気に入りに貼り付けてあります。
いつかまた。
2007年07月14日
道東釣行その1 07年7月
さて7月6日から9日までの道東釣行についてレポートさせていただく。この時期の釣行目的は主に海アメマス。前回のレポートでも記載させていただいたが、道東の海アメベストシーズンは6月・7月となる。
6日、低気圧が道東を通過中でかなりの雨と風が大きな範囲で吹き荒れていた。海は波がキツイと釣りにならない。昼過ぎ、いったん屈斜路湖に向かうものの、やはり海アメが捨てきれず2時間以上の移動をし、某海アメポイントに向かう。到着予定時間は16時近くになってしまう。天気図では大きな雲は16時頃北海道を抜ける予定。しかしもし海が荒れていたら時間的にその日はボツ。かなりの賭けだったが、携帯電話の天気図を信じてひたすら車を走らせた。
16時前にポイントに到着する。さっきまで吹き荒れていた風・雨が到着と同時に止んだ。(日ごろの行いは良くないのだが・・)しかも海岸には私1人だけで、波もなんとか釣りになる状況だった。さっそく準備をし1年ぶりに30gのジグミノーを水平線に向かってフルキャストする。普段の仕事の鬱憤も一緒に。キャストするたびに爽快感が体を通り抜けていく。

40分近くキャストを繰り返すも何の反応もない。17時前、日が傾き始め、少しずつ気温が下がっていく。東京から1人。特に最近の情報が入っているわけでもなく、誰一人いない北国の海岸で、本当にやつはいるのか不安に襲われたその時、ゴン!!とバイトがきた。なかり手前でのバイト。海アメと信じてさらにキャストを繰り返していると、バイトがあったポイントで60センチぐらいの海アメがジャンプしたのだ!
魚の活性があがったのだろうか。私の活性も一気に上がる。同ポイントにキャストし、リフト&フォールをしながらリトリーブすると、ついにその時はやってきた。強烈なバイトと同時にロッドが弧を描く!ロッドはウエダのCPS・EX-Tiの10フィート。かなり強いロッドだが、しなったまま動かない。ゴンゴン・・魚が走り出し、ドラグがジリジリと鳴り出す。強い!手前まで来てはまた沖に走り出す。長いやり取りの末、大きな波に乗せてようやく勝負はついた。

58センチあった1本目。
なんと丸々としたコンディションの良い魚だ!昨年の7月末に捕った魚より、圧倒的に太っていて体高がある最高の魚だった。サイズは58センチ。
魚を海に戻してから、キャスト再開10投目。先ほどよりさらにロッドがしなる!明らかに1本目の魚より引きが強い!さらにドラグが悲鳴をあげる!急に走るというわけではなく、ジリジリとトルクのある走り。とにかく強いのである!2本目ということもあり、楽しみながらやり取りをすること5分。さらにでっぷり太った64センチの魚を捕ることが出来た!

64センチあった2本目。強烈な引きをしてくれた。
まだ続けたい気持ちを押さえつつ、17時40分この日の釣行を終了とした。

帰り道の夕日。北の地に来ていることを実感できる瞬間。
7月7日、朝2時に起き、N氏と2時30分にはホテルを出発する。この日は土曜日。ポイントに3時15分に着いたが、すでに5,6人のアングラーが薄暗い中キャストしていた。
急いで準備し、サーフに立つ。釣り開始30分後、同行者のN氏のロッドが弧を描く。60センチ近い海アメをいきなりゲット!続けざまにまたヒット!今度は64㎝!さすがだ!

朝焼けと海と釣り人。
その間私にも数回バイトがあったが乗らない・・・。1時間後ようやく待望のヒット!その後さらに1本追加し、3本目、いつもの引きと違う。慎重に上げてくると45センチほどのカラフトマスだった。地元の人も今年始めて見たようで、何人かの人が見にこられた。8時30分まで約5時間、休まずキャストを続け、精魂尽きたところで、いったん終了とした。7時以降は潮の関係もあり、極端にバイトが減り、周りのアングラーにもヒットは遠のいていた。

接岸してきたカラフトマス。

ここで大きく移動し、某河川上流部に虹鱒を狙いにいく。川幅も狭くかなりタイトなキャストが要求されるフィールド。しかし渓流は気持ちが良い。森の静けさの中に川の流れる音だけが、懇々と響きわたる。気温は25度。木漏れ日が額を濡らす。少し立ち止まると吹き付ける風が、額の汗をさらっていく。

N氏。この方のおかげで私の北海道釣行は成立している。後ろから感謝!
Dコンタクトをアップにキャストし、流れの筋を速いトゥイッチでドリフトさせていく。イメージは流下していく虫。ゴン!かなり良い引きだ!慎重に寄せてくると、この時期には珍しい銀色の体高のある54センチのサ○ラ。そっとリリース。その後ひたすらポイントを打っていく。が結局虹鱒を手にすることは出来なかった。

即リリース。
午後京都から来たアングラーと合流し、N氏と3人で再度海アメ狙いに移動をする。15時すぎから17時50分まで狙ってみるも、朝のような活性はなくなっていた。朝から1日相当攻められているせいで、かなりステていたものと思われる。結果なんとか2本(40㎝・52㎝)とることができ、この日の釣行を終了とした。
7月8日、3日目。この日も2時20分起き。十勝地方に向けて3時間以上のドライブ!河川のワイルドレインボーを狙いにだ!つづく・・・。

ラインローラーとスプール受けのカラーをBB化し、オーシャンマークのハンドルとスプールを組んでいる。今回の海アメはこのキックスで終始挑んでみた。
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:カルディアKIX2500(オーシャンマークスプール・ハンドル、2BBプラス)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g等
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-72Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス8LB.
●ルアー蝦夷スプーン7g・パンサー・Dコンタクト5㎝他
6日、低気圧が道東を通過中でかなりの雨と風が大きな範囲で吹き荒れていた。海は波がキツイと釣りにならない。昼過ぎ、いったん屈斜路湖に向かうものの、やはり海アメが捨てきれず2時間以上の移動をし、某海アメポイントに向かう。到着予定時間は16時近くになってしまう。天気図では大きな雲は16時頃北海道を抜ける予定。しかしもし海が荒れていたら時間的にその日はボツ。かなりの賭けだったが、携帯電話の天気図を信じてひたすら車を走らせた。
16時前にポイントに到着する。さっきまで吹き荒れていた風・雨が到着と同時に止んだ。(日ごろの行いは良くないのだが・・)しかも海岸には私1人だけで、波もなんとか釣りになる状況だった。さっそく準備をし1年ぶりに30gのジグミノーを水平線に向かってフルキャストする。普段の仕事の鬱憤も一緒に。キャストするたびに爽快感が体を通り抜けていく。
40分近くキャストを繰り返すも何の反応もない。17時前、日が傾き始め、少しずつ気温が下がっていく。東京から1人。特に最近の情報が入っているわけでもなく、誰一人いない北国の海岸で、本当にやつはいるのか不安に襲われたその時、ゴン!!とバイトがきた。なかり手前でのバイト。海アメと信じてさらにキャストを繰り返していると、バイトがあったポイントで60センチぐらいの海アメがジャンプしたのだ!
魚の活性があがったのだろうか。私の活性も一気に上がる。同ポイントにキャストし、リフト&フォールをしながらリトリーブすると、ついにその時はやってきた。強烈なバイトと同時にロッドが弧を描く!ロッドはウエダのCPS・EX-Tiの10フィート。かなり強いロッドだが、しなったまま動かない。ゴンゴン・・魚が走り出し、ドラグがジリジリと鳴り出す。強い!手前まで来てはまた沖に走り出す。長いやり取りの末、大きな波に乗せてようやく勝負はついた。
58センチあった1本目。
なんと丸々としたコンディションの良い魚だ!昨年の7月末に捕った魚より、圧倒的に太っていて体高がある最高の魚だった。サイズは58センチ。
魚を海に戻してから、キャスト再開10投目。先ほどよりさらにロッドがしなる!明らかに1本目の魚より引きが強い!さらにドラグが悲鳴をあげる!急に走るというわけではなく、ジリジリとトルクのある走り。とにかく強いのである!2本目ということもあり、楽しみながらやり取りをすること5分。さらにでっぷり太った64センチの魚を捕ることが出来た!
64センチあった2本目。強烈な引きをしてくれた。
まだ続けたい気持ちを押さえつつ、17時40分この日の釣行を終了とした。
帰り道の夕日。北の地に来ていることを実感できる瞬間。
7月7日、朝2時に起き、N氏と2時30分にはホテルを出発する。この日は土曜日。ポイントに3時15分に着いたが、すでに5,6人のアングラーが薄暗い中キャストしていた。
急いで準備し、サーフに立つ。釣り開始30分後、同行者のN氏のロッドが弧を描く。60センチ近い海アメをいきなりゲット!続けざまにまたヒット!今度は64㎝!さすがだ!
朝焼けと海と釣り人。
その間私にも数回バイトがあったが乗らない・・・。1時間後ようやく待望のヒット!その後さらに1本追加し、3本目、いつもの引きと違う。慎重に上げてくると45センチほどのカラフトマスだった。地元の人も今年始めて見たようで、何人かの人が見にこられた。8時30分まで約5時間、休まずキャストを続け、精魂尽きたところで、いったん終了とした。7時以降は潮の関係もあり、極端にバイトが減り、周りのアングラーにもヒットは遠のいていた。
接岸してきたカラフトマス。
ここで大きく移動し、某河川上流部に虹鱒を狙いにいく。川幅も狭くかなりタイトなキャストが要求されるフィールド。しかし渓流は気持ちが良い。森の静けさの中に川の流れる音だけが、懇々と響きわたる。気温は25度。木漏れ日が額を濡らす。少し立ち止まると吹き付ける風が、額の汗をさらっていく。
N氏。この方のおかげで私の北海道釣行は成立している。後ろから感謝!
Dコンタクトをアップにキャストし、流れの筋を速いトゥイッチでドリフトさせていく。イメージは流下していく虫。ゴン!かなり良い引きだ!慎重に寄せてくると、この時期には珍しい銀色の体高のある54センチのサ○ラ。そっとリリース。その後ひたすらポイントを打っていく。が結局虹鱒を手にすることは出来なかった。
即リリース。
午後京都から来たアングラーと合流し、N氏と3人で再度海アメ狙いに移動をする。15時すぎから17時50分まで狙ってみるも、朝のような活性はなくなっていた。朝から1日相当攻められているせいで、かなりステていたものと思われる。結果なんとか2本(40㎝・52㎝)とることができ、この日の釣行を終了とした。
7月8日、3日目。この日も2時20分起き。十勝地方に向けて3時間以上のドライブ!河川のワイルドレインボーを狙いにだ!つづく・・・。
ラインローラーとスプール受けのカラーをBB化し、オーシャンマークのハンドルとスプールを組んでいる。今回の海アメはこのキックスで終始挑んでみた。
海アメ
●ロッド:UFMウエダ CPS 102 EX-Ti
●リール:カルディアKIX2500(オーシャンマークスプール・ハンドル、2BBプラス)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ディスタンス ヴィクセン 28g等
河川
●ロッド:UFMウエダ・TSS-72Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス8LB.
●ルアー蝦夷スプーン7g・パンサー・Dコンタクト5㎝他
2007年07月02日
息子とハーブの里 フィッシングエリアへ
7月1日(日)、長野県北安曇郡池田町のハーブの里 フィッシングエリアへ遊びにいってきた。小学校2年生の息子との釣りなので、当然だがほとんど息子の為の釣り。
なぜわざわざ東京から長野県まで出かけたかといえば、①ゆったりと、釣りが出来ること。②涼しいこと③養殖所兼なので魚が元気なこと。
朝ゆっくり出発し、釣り場に着いたのは10時20分頃。それほど広くはないポンドではあったが、十分ゆったりと釣りが出来るスペースがあった。私にとっても久しぶりの管釣り。本気になるところを押さえて、息子の釣りレッスンに専念した。何度かルアーでの釣りには連れて行っているが、子供はとにかく覚えるのが早い。午後にはあまりミスキャストもなく、まっすぐルアーを飛ばせるようになっていた(親バカ?)。日中は気温もあがり、厳しい状況だったが、14時過ぎからぽつぽつ釣れる様になり、結果17時40分までの間、13匹近く釣ることができた。 数本は50センチ近いニジマスで息子のリールのドラグがギンギン鳴っていて、見ている私の方が興奮してしまった。

自分の子供だと自分以上にドキドキ興奮した!よく捕ったよ!息子よ!
17時頃、エサまきをしてくれて、魚がいっせいに上向いたので、トップで狙ってみると、夕マズメと重なったせいか、ものすごいトップに反応してきて、その時間(30分)だけは息子を忘れて夢中になってしまった。息子はその間も着々とスプーンでヒットを重ねていた・・・。
ハーブの里 フィッシングエリア。とても良い管理釣り場だった。親子券はあるし、釣り場の人も子供に優しい人だったし、魚は綺麗で良い引きだったし。常連の人たちも息子が釣れると優しい眼差しで見守ってくれて、本当にほのぼのとしたアットホームな釣り場だった。家族で釣りをされる方に、ぜひお勧めしたい釣り場だ!(でも最低限の練習はさせてから行きましょうね)

本当に良い釣り場でした!ありがとうございます!
家に帰ってからビデオを妻に見せたところ、最近にない笑顔だったせいか、かなりご機嫌が良かったのである!!息子よ!また釣りに行こう!そして共に釣りバカになろうね・・・?

またぜひお伺いさせていただきます。
ふだん湖で使っているロッドと渓流で使っているリールで遊んでみた。
さて今週末からまた北海道・道東に行って来ます。来週にでもまたレポートをさせていただきます!
●ロッド:UFMウエダ Super Stinger BORON 6'8"
●リール:セルテート2000(RCS1503スプール・RCSマシンカットハンドル・BBプラス1)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス VEP 4ポンド
●ルアー:シルバークリークシャッド復刻版4㎝・ 5㎝、スプーン各種、トッププラグ各種他
なぜわざわざ東京から長野県まで出かけたかといえば、①ゆったりと、釣りが出来ること。②涼しいこと③養殖所兼なので魚が元気なこと。
朝ゆっくり出発し、釣り場に着いたのは10時20分頃。それほど広くはないポンドではあったが、十分ゆったりと釣りが出来るスペースがあった。私にとっても久しぶりの管釣り。本気になるところを押さえて、息子の釣りレッスンに専念した。何度かルアーでの釣りには連れて行っているが、子供はとにかく覚えるのが早い。午後にはあまりミスキャストもなく、まっすぐルアーを飛ばせるようになっていた(親バカ?)。日中は気温もあがり、厳しい状況だったが、14時過ぎからぽつぽつ釣れる様になり、結果17時40分までの間、13匹近く釣ることができた。 数本は50センチ近いニジマスで息子のリールのドラグがギンギン鳴っていて、見ている私の方が興奮してしまった。
自分の子供だと自分以上にドキドキ興奮した!よく捕ったよ!息子よ!
17時頃、エサまきをしてくれて、魚がいっせいに上向いたので、トップで狙ってみると、夕マズメと重なったせいか、ものすごいトップに反応してきて、その時間(30分)だけは息子を忘れて夢中になってしまった。息子はその間も着々とスプーンでヒットを重ねていた・・・。
ハーブの里 フィッシングエリア。とても良い管理釣り場だった。親子券はあるし、釣り場の人も子供に優しい人だったし、魚は綺麗で良い引きだったし。常連の人たちも息子が釣れると優しい眼差しで見守ってくれて、本当にほのぼのとしたアットホームな釣り場だった。家族で釣りをされる方に、ぜひお勧めしたい釣り場だ!(でも最低限の練習はさせてから行きましょうね)
本当に良い釣り場でした!ありがとうございます!
家に帰ってからビデオを妻に見せたところ、最近にない笑顔だったせいか、かなりご機嫌が良かったのである!!息子よ!また釣りに行こう!そして共に釣りバカになろうね・・・?
またぜひお伺いさせていただきます。
ふだん湖で使っているロッドと渓流で使っているリールで遊んでみた。
さて今週末からまた北海道・道東に行って来ます。来週にでもまたレポートをさせていただきます!
●ロッド:UFMウエダ Super Stinger BORON 6'8"
●リール:セルテート2000(RCS1503スプール・RCSマシンカットハンドル・BBプラス1)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス VEP 4ポンド
●ルアー:シルバークリークシャッド復刻版4㎝・ 5㎝、スプーン各種、トッププラグ各種他