2008年09月28日
野山散歩
のんびりと北海道遠征のタックル準備を始めた。
どんな旅になるのだろうか。
一軍ルアーをタックルボックスにしまう度に北の大地を想像・妄想する。
そういえば最近ようやくレコードのカートリッジが直ってきた。DL-103をそっとレコードに落すと、久しぶりにスピーカーから心地よい音楽が流れ始めた。
想像はさらにかきたてられ、選択するルアーの量が増えていく・・・。
窓から入ってきた秋のひんやりした空気が冷静さを取り戻す。 必要以外のルアーは持っていかないように。
どんよりした寒い休日、野山に散歩に出かけた。最近購入してみたクローズアップレンズを取り付けて、色々試し撮りをしてみた。マクロレンズと比べるとお遊び程度だろうが、距離を歩く渓流では荷物が減り、重宝しそう。




今回kenkoのMC CLOSE-UP NO.2を装着しての撮影。NO.1も購入したので重ねれば、さらに近寄れるらしい。
とにかく色々試してみて一歩一歩前に進みたい。
北海道で本命の魚の写真は撮れるのだろうか???宝の持ち腐れにならななければいいのだが・・。
どんな旅になるのだろうか。
一軍ルアーをタックルボックスにしまう度に北の大地を想像・妄想する。
そういえば最近ようやくレコードのカートリッジが直ってきた。DL-103をそっとレコードに落すと、久しぶりにスピーカーから心地よい音楽が流れ始めた。
想像はさらにかきたてられ、選択するルアーの量が増えていく・・・。
窓から入ってきた秋のひんやりした空気が冷静さを取り戻す。 必要以外のルアーは持っていかないように。
どんよりした寒い休日、野山に散歩に出かけた。最近購入してみたクローズアップレンズを取り付けて、色々試し撮りをしてみた。マクロレンズと比べるとお遊び程度だろうが、距離を歩く渓流では荷物が減り、重宝しそう。


今回kenkoのMC CLOSE-UP NO.2を装着しての撮影。NO.1も購入したので重ねれば、さらに近寄れるらしい。
とにかく色々試してみて一歩一歩前に進みたい。
北海道で本命の魚の写真は撮れるのだろうか???宝の持ち腐れにならななければいいのだが・・。
2008年09月23日
秋の渓流
緩やかな木漏れ日が渓流に鮮やかな色をつけ始める。
思いっきり緑色の空気を吸い込むと、ゆっくりと自然体の自分に戻っていく。
川の音が体をすり抜け、日常の雑音をさらっていく。
秋色の渓流、午前5時30分。 久しぶりの渓流。

今日は春分の日。禁漁まであとわずか。台風と連日の雨から解放された秋晴れの釣り日和。当然人は多いと予想したが、車止めで着替えをしていると次から次へと上流に車が通り過ぎていく。
今年渓流ルアーに目覚めた弟からの誘いで朝4時に家を出たが、日が明ける頃には解禁まではいかないものの、山奥の林道は銀座と化していた。
まあいいか。そう思えるほど清々しい朝だった。
今日はロッドとSIMMSのドライクリークランバーバッグに一眼レフ、マクロレンズをしまいこんでの釣行。
林道から川を覗くと連日の雨でかなりの増水。徒渉できない状況で濁りもあった。流れの押しもきつかったが、せっかく来たのだからということで出来る範囲でミノーを打ち込んでいく。
何箇所か目ぼしいポイントを攻めてみるも魚からの音信は不通。
車で場所を変えてみるもやはり徒渉できず、目的のポイントへ行けずじまい・・。

仕方ない。
こんな日もあるさ。
でも納得できるのが渓流釣りの魅力。それは魚は釣れた方が良いに決まっている。でも木漏れ日も、清らかな空気も、癒される音も、みんな釣りの一部。

今日は魚以外にもたくさんの感動を渓流から頂いた。これでヤマメなんて・・・でも見たかったなぁ。
朝9時には沢を出た。
来週から北海道遠征。アメマスに忠類川のサケ、オショロコマ・・・まさにトラウト三昧。
今日みたいな気分・感情で川に立てるといいなぁ。
●ロッド:TENRYU Cierry CR50UL
●リール:セルテート2000(RCSマシンカットハンドル・BBプラス1)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス 5ポンド
●ルアー:Dコンタクト50mm
思いっきり緑色の空気を吸い込むと、ゆっくりと自然体の自分に戻っていく。
川の音が体をすり抜け、日常の雑音をさらっていく。
秋色の渓流、午前5時30分。 久しぶりの渓流。
今日は春分の日。禁漁まであとわずか。台風と連日の雨から解放された秋晴れの釣り日和。当然人は多いと予想したが、車止めで着替えをしていると次から次へと上流に車が通り過ぎていく。
今年渓流ルアーに目覚めた弟からの誘いで朝4時に家を出たが、日が明ける頃には解禁まではいかないものの、山奥の林道は銀座と化していた。
まあいいか。そう思えるほど清々しい朝だった。
今日はロッドとSIMMSのドライクリークランバーバッグに一眼レフ、マクロレンズをしまいこんでの釣行。
林道から川を覗くと連日の雨でかなりの増水。徒渉できない状況で濁りもあった。流れの押しもきつかったが、せっかく来たのだからということで出来る範囲でミノーを打ち込んでいく。
何箇所か目ぼしいポイントを攻めてみるも魚からの音信は不通。
車で場所を変えてみるもやはり徒渉できず、目的のポイントへ行けずじまい・・。
仕方ない。
こんな日もあるさ。
でも納得できるのが渓流釣りの魅力。それは魚は釣れた方が良いに決まっている。でも木漏れ日も、清らかな空気も、癒される音も、みんな釣りの一部。
今日は魚以外にもたくさんの感動を渓流から頂いた。これでヤマメなんて・・・でも見たかったなぁ。
朝9時には沢を出た。
来週から北海道遠征。アメマスに忠類川のサケ、オショロコマ・・・まさにトラウト三昧。
今日みたいな気分・感情で川に立てるといいなぁ。
●ロッド:TENRYU Cierry CR50UL
●リール:セルテート2000(RCSマシンカットハンドル・BBプラス1)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス 5ポンド
●ルアー:Dコンタクト50mm
2008年09月15日
見知らぬ土地で
ドタバタの日々・・。ようやく一段落といったところ。
先週は九州に出張。ビジネスバックにロッドケースという頓珍漢な格好で羽田空港へ。泊まるホテルの前が海で釣りができるポイントと聞き、迷ったが一応持参してみた。
羽田空港では見知らぬサラリーマンの冷たい視線を浴びながら、ダッシュで荷物預け場所へ!何人かのサラリーマンのにやけた視線を感じる。アングラーだ!間違いない。
初日、仕事を終え、夕方1時間だけホテルの前の海でロッドを振ってみた。

な~んもなし!
翌日一杯のあと、22時から地元のお客さんとロッドを振る。 が・・・酔っ払っていて釣りにならない。
結局浜辺で夜風に当たりながら・・・気づいたら夢の中。
何のためにロッドケースとリールとルアー持っていったか分からない状況になってしまったが、それもよし。
もうすぐ10月、渓流いきたいなぁ~!
先週は九州に出張。ビジネスバックにロッドケースという頓珍漢な格好で羽田空港へ。泊まるホテルの前が海で釣りができるポイントと聞き、迷ったが一応持参してみた。
羽田空港では見知らぬサラリーマンの冷たい視線を浴びながら、ダッシュで荷物預け場所へ!何人かのサラリーマンのにやけた視線を感じる。アングラーだ!間違いない。
初日、仕事を終え、夕方1時間だけホテルの前の海でロッドを振ってみた。
な~んもなし!
翌日一杯のあと、22時から地元のお客さんとロッドを振る。 が・・・酔っ払っていて釣りにならない。
結局浜辺で夜風に当たりながら・・・気づいたら夢の中。
何のためにロッドケースとリールとルアー持っていったか分からない状況になってしまったが、それもよし。
もうすぐ10月、渓流いきたいなぁ~!
2008年09月05日
風の涸沼
あれから1週間、ちょっと気の抜けた1週間だった。達成感ではなく脱力感といった感覚。自分に無理やり課した課題が、自分の中で勝手に重みになり、焦りに変わっていった。
永遠に続くと思われたその課題。
今になって思うと、その課題が解けた時、達成感というよりは安堵の方が大きかったような気がする。安堵感は脱力感へと変わっていき、結果気の抜けた1週間となってしまった。
もう一つの課題。課題というほどではないが、カヌーでシーバスを釣るということ。水面ギリギリの攻防。左右のみならず、カヌーの下に突っ込む立体的なやりとり・・・。良いサイズであれば相当面白いはずだ。いや絶対面白い!
4日午後、愛車にカヌーを積んで常磐道を北上する。途中少し安くなったガソリンを補充する。リッター165円・・・?165円でちょっと嬉しい気分になったが、良く考えてみると165円なんてちっとも安くない。本来レギュラーはリッター120円が相場ってところでしょ、こんなんで喜ばないぞ! でもちょっと嬉しい自分が悔しい。
17時弟と待ち合わせした場所に到着する。外に出てみると相変わらずの強い風。連日の雨といい、晴天での釣りが懐かしい。仕方がないので対岸の風裏ポイントへ車を走らせる。
なんとか安全にカヌーが出来そうな状況だった。

18時、カヌーを水面に浮かべる。岸から70mぐらい距離をとり、岸と平行に流していく。ベイトっ毛はあり、時折小型ながらシーバスのボイルも見られる。良い感じだ。
今回も私は後ろに乗り込み操船に徹する。レンジバイブを岸に向かってキャストしていく弟。約30分後、弟のロッドに反応が!乗らなかったがその数分後、弟のロッドが弧を描いた。
「根がかりかなぁ?」
静寂の穂先が突然躍動感のある穂先に変わる! 来た!とうとうカヌーでシーバスが来た!と思ったらバラシ・・・・。残念。
その後丹念に広範囲を探って見るも、反応することはなかった。空を見上げると雲行きが怪しくなってきた。風が出てきたところで安全を考え岸に上がることとした。まあでも今回一歩前進といったところ。

小休止を入れ、前回ランカーを捕ったポイントへ戻る。相変わらずの風。どうするか迷うも、なんとかギリギリ釣りになりそうなのでウェーディングを開始する。時刻は21時
前回よりも水は澄んでいる。他のアングラーの姿はない。水面は波立っていてプレッシャーは少ないはず。あとはベイトさえ入っていれば、前回ランカーを捕った時より良い条件なのでは??はやる気持ちを抑えて周りをチャックしてみるもベイトっ毛・・・・・
ゼロ。
いや正確にいうと0.1。1匹だけ浮かんでいるのが確認出来たのみ。
沖からは岸に向かって絶え間なく風が吹きつけてくる。まるでバイクに乗っているような感覚。高校生の頃、ノーヘルでバイクに乗って風を感じた淡い青春時代の記憶が海馬から甦ってくる。30代後半のおっさんが夜の涸沼で風に当たりながら青春時代を思い出している光景が、客観的に馬鹿らしく面白くて少し自分に笑えた。
アシがからむ岸にもベイトが見られないので期待薄ではあったが、一応岸沿いからチェックしていく。結果無反応。
今度は沖目を広範囲に探っていく。30分後、20m沖合でゴン!と明確なバイトが手元に伝わるも乗らなかった。
その10分後、隣の弟のロッドが弧を描いた。良いサイズのようだ!ジリジリとドラグをならすも痛恨のフックアウト。
さらに数分後、またもや弟にヒット! が連チャンバラシ!! 悔しがる弟。
時刻は22時20分、吹き付ける風に向かって思いっきりフルキャスト! ヒット! 沖に立っている木に・・・・・。
最悪だ。何とか回収を試みる。思いっきりテンション掛けてラインを弾いてみたり、回り込んでみたり・・・・今回どうしても回収したかった理由がある。このミノー前回ランカーをかけたミノーなのだ。思い出の、記念のミノーなのだ。お金の問題ではない。ミノーの腹にはランカーシーバスの歯形がついている・・・。右往左往して回収を試みていたその時・・・・・・
バキ!!!!!!!
いつか何処かで聞いたことのある恐ろしく悲しい音が闇夜に響いた。
恐る恐るライトでティップを確認してみると・・・・
見事にティップは消えてなくなっていた。 22時20分、本日の釣り終了。
ロッドを折り、記念のミノーをひっかけて・・・・これは前回の相殺ってことですか? 涸沼の神様!!!!!!
カヌー
●ロッド:ラパラCDーBS6032S
●リール:セルテート2500
●ライン:FireLine 16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ラパラCD9
ウェーディング
●ロッド:(故)アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine 16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット、ローリングベイト77
永遠に続くと思われたその課題。
今になって思うと、その課題が解けた時、達成感というよりは安堵の方が大きかったような気がする。安堵感は脱力感へと変わっていき、結果気の抜けた1週間となってしまった。
もう一つの課題。課題というほどではないが、カヌーでシーバスを釣るということ。水面ギリギリの攻防。左右のみならず、カヌーの下に突っ込む立体的なやりとり・・・。良いサイズであれば相当面白いはずだ。いや絶対面白い!
4日午後、愛車にカヌーを積んで常磐道を北上する。途中少し安くなったガソリンを補充する。リッター165円・・・?165円でちょっと嬉しい気分になったが、良く考えてみると165円なんてちっとも安くない。本来レギュラーはリッター120円が相場ってところでしょ、こんなんで喜ばないぞ! でもちょっと嬉しい自分が悔しい。
17時弟と待ち合わせした場所に到着する。外に出てみると相変わらずの強い風。連日の雨といい、晴天での釣りが懐かしい。仕方がないので対岸の風裏ポイントへ車を走らせる。
なんとか安全にカヌーが出来そうな状況だった。
18時、カヌーを水面に浮かべる。岸から70mぐらい距離をとり、岸と平行に流していく。ベイトっ毛はあり、時折小型ながらシーバスのボイルも見られる。良い感じだ。
今回も私は後ろに乗り込み操船に徹する。レンジバイブを岸に向かってキャストしていく弟。約30分後、弟のロッドに反応が!乗らなかったがその数分後、弟のロッドが弧を描いた。
「根がかりかなぁ?」
静寂の穂先が突然躍動感のある穂先に変わる! 来た!とうとうカヌーでシーバスが来た!と思ったらバラシ・・・・。残念。
その後丹念に広範囲を探って見るも、反応することはなかった。空を見上げると雲行きが怪しくなってきた。風が出てきたところで安全を考え岸に上がることとした。まあでも今回一歩前進といったところ。
小休止を入れ、前回ランカーを捕ったポイントへ戻る。相変わらずの風。どうするか迷うも、なんとかギリギリ釣りになりそうなのでウェーディングを開始する。時刻は21時
前回よりも水は澄んでいる。他のアングラーの姿はない。水面は波立っていてプレッシャーは少ないはず。あとはベイトさえ入っていれば、前回ランカーを捕った時より良い条件なのでは??はやる気持ちを抑えて周りをチャックしてみるもベイトっ毛・・・・・
ゼロ。
いや正確にいうと0.1。1匹だけ浮かんでいるのが確認出来たのみ。
沖からは岸に向かって絶え間なく風が吹きつけてくる。まるでバイクに乗っているような感覚。高校生の頃、ノーヘルでバイクに乗って風を感じた淡い青春時代の記憶が海馬から甦ってくる。30代後半のおっさんが夜の涸沼で風に当たりながら青春時代を思い出している光景が、客観的に馬鹿らしく面白くて少し自分に笑えた。
アシがからむ岸にもベイトが見られないので期待薄ではあったが、一応岸沿いからチェックしていく。結果無反応。
今度は沖目を広範囲に探っていく。30分後、20m沖合でゴン!と明確なバイトが手元に伝わるも乗らなかった。
その10分後、隣の弟のロッドが弧を描いた。良いサイズのようだ!ジリジリとドラグをならすも痛恨のフックアウト。
さらに数分後、またもや弟にヒット! が連チャンバラシ!! 悔しがる弟。
時刻は22時20分、吹き付ける風に向かって思いっきりフルキャスト! ヒット! 沖に立っている木に・・・・・。
最悪だ。何とか回収を試みる。思いっきりテンション掛けてラインを弾いてみたり、回り込んでみたり・・・・今回どうしても回収したかった理由がある。このミノー前回ランカーをかけたミノーなのだ。思い出の、記念のミノーなのだ。お金の問題ではない。ミノーの腹にはランカーシーバスの歯形がついている・・・。右往左往して回収を試みていたその時・・・・・・
バキ!!!!!!!
いつか何処かで聞いたことのある恐ろしく悲しい音が闇夜に響いた。
恐る恐るライトでティップを確認してみると・・・・
見事にティップは消えてなくなっていた。 22時20分、本日の釣り終了。
ロッドを折り、記念のミノーをひっかけて・・・・これは前回の相殺ってことですか? 涸沼の神様!!!!!!
カヌー
●ロッド:ラパラCDーBS6032S
●リール:セルテート2500
●ライン:FireLine 16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ラパラCD9
ウェーディング
●ロッド:(故)アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine 16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット、ローリングベイト77