2007年11月30日
富津シーバス連投
正面にランドマークタワー、右正面には東京タワー。21時、遥か彼方の夜空にディズニーランドの花火が上がる。冬の凛とした空気、吹き付ける冬風が東京湾の澱んだ大気を透明化させ、対岸の摩天楼をいっそう輝かせる。
月のない夜空は漆黒の闇。腰まで海に浸かり逆風の中、遥か彼方の横浜に向けてルアーをキャストする。25日の釣行から中一日、気づいたら富津にいる私・・・・・・。
27日、仕事を終え、21時からまたもや富津に入った。前日もかなりの人が入り、好釣果だったとの情報が入り、ある意味シーズン中での時合いと勝手に解釈しての出撃と相成った。タバコやお酒の常習性中毒と釣り中毒はどこが違うのだろうか・・・。
21時、馬の背手前で水位は腰上。まだ渡れないので水中で待機。後方には待機中のアングラーが数人といったところ。この日は風も強く、気温も低く、中潮であまり長い時間疲れないという事もあり、アングラーの数は少なかった。
時間が過ぎるたびに徐々に馬の背めがけて前進する。21時30分過ぎ、馬の背に到着。他のアングラーは第一海保に向かう中、私達は馬の瀬沖に向かう。
この2,3日無風・べた凪が続いていた。程よくざわつく海面と風にランカーの期待感をちょっぴり感じる。
開始30分沖合いでバイト。フッキングし、寄ってきたのは53㎝。今年は盤州でも富津でも30~50センチサイズが多いようだ。

少しバイトが遠のくが、23時過ぎ、立て続けに2本、が・・・40cmサイズ。ムゥ~・・・・。
23時20分、ソコリに向かって潮が動く。この日の干潮は24時30分。連日の遠征、25時に富津を出てると家に着くのは3時を過ぎる。寝られるのは4時半。翌日の仕事のことを考えると24時15分には岸に上がる予定だった。
23時30分、正面から吹き付ける風が一瞬弱まる合間、沖めがけてフルキャスト!ルアーが水面に着水すると同時に、ハンドルを一瞬早く回して、リップに水を噛ませる。スローリトリーブに変えた瞬間、ゴフっと吸い込むようなバイト!SPS・962SS-Tiが良い感じに弧を描いた。今日一番の手ごたえだ。手前によってから、残ったパワーで再度ドラグを鳴らす!慎重にやり取りしてあがってきたのはスポーニング前のナイスサイズのシーバスだった。サイズを測ると74センチ。ランカーではないが、寒い中はるばる来た甲斐のある、納得の行くサイズだった。

24時過ぎ、潮が止まったのを合図に、馬の背を歩いて岸に向かった。しかし疲れた。当分お休みです。当分ってどのくらいでしょう・・・・。そう当分です。
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine EXT+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・・ショアラインシャイナー SL12 F-G・ローリングベイト77等
月のない夜空は漆黒の闇。腰まで海に浸かり逆風の中、遥か彼方の横浜に向けてルアーをキャストする。25日の釣行から中一日、気づいたら富津にいる私・・・・・・。
27日、仕事を終え、21時からまたもや富津に入った。前日もかなりの人が入り、好釣果だったとの情報が入り、ある意味シーズン中での時合いと勝手に解釈しての出撃と相成った。タバコやお酒の常習性中毒と釣り中毒はどこが違うのだろうか・・・。
21時、馬の背手前で水位は腰上。まだ渡れないので水中で待機。後方には待機中のアングラーが数人といったところ。この日は風も強く、気温も低く、中潮であまり長い時間疲れないという事もあり、アングラーの数は少なかった。
時間が過ぎるたびに徐々に馬の背めがけて前進する。21時30分過ぎ、馬の背に到着。他のアングラーは第一海保に向かう中、私達は馬の瀬沖に向かう。
この2,3日無風・べた凪が続いていた。程よくざわつく海面と風にランカーの期待感をちょっぴり感じる。
開始30分沖合いでバイト。フッキングし、寄ってきたのは53㎝。今年は盤州でも富津でも30~50センチサイズが多いようだ。
少しバイトが遠のくが、23時過ぎ、立て続けに2本、が・・・40cmサイズ。ムゥ~・・・・。
23時20分、ソコリに向かって潮が動く。この日の干潮は24時30分。連日の遠征、25時に富津を出てると家に着くのは3時を過ぎる。寝られるのは4時半。翌日の仕事のことを考えると24時15分には岸に上がる予定だった。
23時30分、正面から吹き付ける風が一瞬弱まる合間、沖めがけてフルキャスト!ルアーが水面に着水すると同時に、ハンドルを一瞬早く回して、リップに水を噛ませる。スローリトリーブに変えた瞬間、ゴフっと吸い込むようなバイト!SPS・962SS-Tiが良い感じに弧を描いた。今日一番の手ごたえだ。手前によってから、残ったパワーで再度ドラグを鳴らす!慎重にやり取りしてあがってきたのはスポーニング前のナイスサイズのシーバスだった。サイズを測ると74センチ。ランカーではないが、寒い中はるばる来た甲斐のある、納得の行くサイズだった。
24時過ぎ、潮が止まったのを合図に、馬の背を歩いて岸に向かった。しかし疲れた。当分お休みです。当分ってどのくらいでしょう・・・・。そう当分です。
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine EXT+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・・ショアラインシャイナー SL12 F-G・ローリングベイト77等
2007年11月27日
富津ウェーディング
闇夜に完全なる存在感を示す満月。堂々とそして煌々と辺り一面を照らす。大潮・無風・べた凪。
25日、20時から24時30分まで富津の海に浸かってきた。11月下旬の大潮ということもあり、沢山のアングラーがランカー求めロッドを振っていた。20時すぎ馬の瀬に渡り始めるも、昨年とだいぶ地形が変わってしまっていることに驚く。今回は某ショップIさんとお客さん2人、合計4人での釣行。

第一海保まで向かう予定だったが、そこまで行かなくても魚はいるとのI氏のご提案に従い、入水近くのスリットから探り始める。良い感じの地形だったが無反応。30分程で場所を移動し、馬の背からディープウェーディングし沖を探ってみる。それにしても風もなく寒くもなく波もなく満月は綺麗で、キャストしながら心が癒される。
最近お気に入りのテリフDC9バレットを沖に向かってフルキャストを繰り返す。カラーは満月ということもあり、ダークなカラーで半スケルトンのチゴモリイワシをセレクト。このミノー、フローティングなのだがとにかく飛距離が出る。でよく動く。
場所を移動して10分、沖でゴン!とバイトがでる。合わせを入れるとロッドが弧を描いた。近くに寄せてくると、一気に沖へ走りはじめた。心地よいドラク音。あがってきたのは産卵前の70センチ。バレットを丸呑みだった。

その後いったんバイトが遠のくが、22時頃から私にも、周りにも頻繁にバイトが出始める。時合いか!!チャンスはすぐにめぐってきた。やはり沖目でヒット58センチ。その後もバイトはチョコチョコとあるものの、乗り切らない。周りの人に状況を確認すると、小シーバスがかなり入っているとのこと。ショートバイトを取ってフッキングし、寄せてくると先ほどからのショートバイトの正体か・・・30センチほどの小シーバス。ちょっとがっかりしたが、まあこのサイズが元気に沢山居てくれるということは、言い換えれば将来性があると勝手に納得をし、再度キャストを繰り返す。
が・・・小シーバスの連発・・・・。ランカーはいずこへ?
23時過ぎ、潮止まりを迎える。岸への生還と明日の仕事のことを考えるとラスト1時間だ。24時潮が動きはじめた。何となく釣れそうな予感が脳裏を横切った瞬間、ゴン!と良い感じのバイトが出る。ロッドの曲がり具合、手に伝わってくる感覚から小シーバスではないのは明白だ。慎重によせてくるも、右往左往と良く走る。ランカーではなさそうだ・。

本日6本目の64㎝。
24時40分ロッドをたたむこととした。帰り、なぜか少し帰路を迷った。結局生還本命馬の背を発見でき、無事に戻ることができたが、最後のスリットは潮の影響でまるで川のような急流と化していた。例年、潮が満ちて馬の背から帰れなくなった人や、スリット等で潮に流されて命を落とす人が出てしまう富津。魅力的なフィールドではあるが、釣行には十分注意が必要な場所である。
今回の富津釣行、ランカーサイズは出なかったが、久しぶりに満足できる釣行となった。Iさん、いつもいつも大変感謝です!
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・・ショアラインシャイナー SL12 F-G・ローリングベイト77等
25日、20時から24時30分まで富津の海に浸かってきた。11月下旬の大潮ということもあり、沢山のアングラーがランカー求めロッドを振っていた。20時すぎ馬の瀬に渡り始めるも、昨年とだいぶ地形が変わってしまっていることに驚く。今回は某ショップIさんとお客さん2人、合計4人での釣行。
第一海保まで向かう予定だったが、そこまで行かなくても魚はいるとのI氏のご提案に従い、入水近くのスリットから探り始める。良い感じの地形だったが無反応。30分程で場所を移動し、馬の背からディープウェーディングし沖を探ってみる。それにしても風もなく寒くもなく波もなく満月は綺麗で、キャストしながら心が癒される。
最近お気に入りのテリフDC9バレットを沖に向かってフルキャストを繰り返す。カラーは満月ということもあり、ダークなカラーで半スケルトンのチゴモリイワシをセレクト。このミノー、フローティングなのだがとにかく飛距離が出る。でよく動く。
場所を移動して10分、沖でゴン!とバイトがでる。合わせを入れるとロッドが弧を描いた。近くに寄せてくると、一気に沖へ走りはじめた。心地よいドラク音。あがってきたのは産卵前の70センチ。バレットを丸呑みだった。
その後いったんバイトが遠のくが、22時頃から私にも、周りにも頻繁にバイトが出始める。時合いか!!チャンスはすぐにめぐってきた。やはり沖目でヒット58センチ。その後もバイトはチョコチョコとあるものの、乗り切らない。周りの人に状況を確認すると、小シーバスがかなり入っているとのこと。ショートバイトを取ってフッキングし、寄せてくると先ほどからのショートバイトの正体か・・・30センチほどの小シーバス。ちょっとがっかりしたが、まあこのサイズが元気に沢山居てくれるということは、言い換えれば将来性があると勝手に納得をし、再度キャストを繰り返す。
が・・・小シーバスの連発・・・・。ランカーはいずこへ?
23時過ぎ、潮止まりを迎える。岸への生還と明日の仕事のことを考えるとラスト1時間だ。24時潮が動きはじめた。何となく釣れそうな予感が脳裏を横切った瞬間、ゴン!と良い感じのバイトが出る。ロッドの曲がり具合、手に伝わってくる感覚から小シーバスではないのは明白だ。慎重によせてくるも、右往左往と良く走る。ランカーではなさそうだ・。
本日6本目の64㎝。
24時40分ロッドをたたむこととした。帰り、なぜか少し帰路を迷った。結局生還本命馬の背を発見でき、無事に戻ることができたが、最後のスリットは潮の影響でまるで川のような急流と化していた。例年、潮が満ちて馬の背から帰れなくなった人や、スリット等で潮に流されて命を落とす人が出てしまう富津。魅力的なフィールドではあるが、釣行には十分注意が必要な場所である。
今回の富津釣行、ランカーサイズは出なかったが、久しぶりに満足できる釣行となった。Iさん、いつもいつも大変感謝です!
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・・ショアラインシャイナー SL12 F-G・ローリングベイト77等
2007年11月15日
今年最後?多摩川釣行
撃沈続きの多摩川河口ウェーディングゲーム。何とか一本捕りたい!捕って精神的に楽になりたい!ということで13日の夕方、仕事終わりに多摩川河口へランカー求めて出陣。
干潮は午前1時40分。さすがに1時40分からは無理・・・。川に到着した時間が18時だったので満潮から下げを狙う展開だ。着替えを済ませ、土手をひたすら歩く。
思い起こせば昨年の今時期は絶好調だった。ほとんどオデコなしで70オーバーも数本捕ることが出来たし、数時間で3本グットサイズという日もあった。アングラーの数も多かったように記憶している。
今年は春までは魚を出すことが出来たが、夏に関東を襲った台風のあとからは不調続きなのだ。幼い頃、多摩川の近くに住んでいたことがあり、この川には特別な感情がある。東京湾には荒川や江戸川、千葉にも良い河川が沢山あるが、とにかく多摩川で納得のいくサイズのシーバスを釣り上げたいのだ!しかもウェーディングで!
ポイントに着くとすでに1人アングラーがウェーディングしていた。ほぼ満潮時刻だったので潮は動いていない。潮が動き出すまで、とりあえずバイブレーションで広く探ってみる。開始30分、潮が動き始めた。今日は中潮だが、上流から下流に向けての風と重なって、強い流れを作り出している。
ひたすらキャストを繰り返す。隣のアングラーも同様に休むことなくキャストを繰り返していた。1時間が経過する・・・ノーバイト・・・。時間だけが無常に過ぎていく。何機の飛行機の離着陸を見ただろうか。

20時を過ぎたところでアングラーが岸に向かって歩き始めた。
紐で引っ張られるように私も自然に岸に向かっていた。今年はあきらめます。完敗です。また来年出直しということで・・。
21時、某運河筋のウェーディングポイントへ移動する。ここも海が近い為、コンデションの良い魚が入っていることが多い。時間を1時間と決め、キャストを開始する。砂地のシャローから緩やかにミオに向かってブレイクしているポイントだ。弟の助言どおりアイマのB-太を結び、キャストを繰り返す。ここは本当に足元で食ってくる場所。距離はいらない。シャローの砂底を叩いてくる様なイメージのトレース。
開始10分、手元にゴン!とバイトが伝わってくる。ロッドが良い感じに弧を描いている。慎重にやり取りをして上がってきたのは、62センチのとても綺麗なシーバスだった。

時刻は22時をまわっていたので、この1本で竿をたたむこととした。
さてこれからの季節、悩みの季節になる。仕事も忙しくなるし、富津は待っているし、毎年恒例の本栖湖通いも待っているし・・・・・・。まるでクレジットカードの宣伝だ!どうする!!!!
●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ローリングベイト77,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・レンジバイブ・B-太等
干潮は午前1時40分。さすがに1時40分からは無理・・・。川に到着した時間が18時だったので満潮から下げを狙う展開だ。着替えを済ませ、土手をひたすら歩く。
思い起こせば昨年の今時期は絶好調だった。ほとんどオデコなしで70オーバーも数本捕ることが出来たし、数時間で3本グットサイズという日もあった。アングラーの数も多かったように記憶している。
今年は春までは魚を出すことが出来たが、夏に関東を襲った台風のあとからは不調続きなのだ。幼い頃、多摩川の近くに住んでいたことがあり、この川には特別な感情がある。東京湾には荒川や江戸川、千葉にも良い河川が沢山あるが、とにかく多摩川で納得のいくサイズのシーバスを釣り上げたいのだ!しかもウェーディングで!
ポイントに着くとすでに1人アングラーがウェーディングしていた。ほぼ満潮時刻だったので潮は動いていない。潮が動き出すまで、とりあえずバイブレーションで広く探ってみる。開始30分、潮が動き始めた。今日は中潮だが、上流から下流に向けての風と重なって、強い流れを作り出している。
ひたすらキャストを繰り返す。隣のアングラーも同様に休むことなくキャストを繰り返していた。1時間が経過する・・・ノーバイト・・・。時間だけが無常に過ぎていく。何機の飛行機の離着陸を見ただろうか。

20時を過ぎたところでアングラーが岸に向かって歩き始めた。
紐で引っ張られるように私も自然に岸に向かっていた。今年はあきらめます。完敗です。また来年出直しということで・・。
21時、某運河筋のウェーディングポイントへ移動する。ここも海が近い為、コンデションの良い魚が入っていることが多い。時間を1時間と決め、キャストを開始する。砂地のシャローから緩やかにミオに向かってブレイクしているポイントだ。弟の助言どおりアイマのB-太を結び、キャストを繰り返す。ここは本当に足元で食ってくる場所。距離はいらない。シャローの砂底を叩いてくる様なイメージのトレース。
開始10分、手元にゴン!とバイトが伝わってくる。ロッドが良い感じに弧を描いている。慎重にやり取りをして上がってきたのは、62センチのとても綺麗なシーバスだった。

時刻は22時をまわっていたので、この1本で竿をたたむこととした。
さてこれからの季節、悩みの季節になる。仕事も忙しくなるし、富津は待っているし、毎年恒例の本栖湖通いも待っているし・・・・・・。まるでクレジットカードの宣伝だ!どうする!!!!
●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ローリングベイト77,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・レンジバイブ・B-太等
2007年11月11日
京浜運河探索
東京・横浜間を結ぶもう一つの交通網、京浜運河。普段陸で生活している私達にはなじみのない海上の交通網だ。東京から横浜まで工場地帯を複雑に入り組み、独特の景観を形成している。
今回のメインはボートでの京浜運河の探索、そして少しシーバスフッシング。穴撃ち・バース・シャローエリアを適当に打っていく。羽田から多摩川を渡り、横浜のベイブリッチへ、そして東京・台場へと広範囲に探索・探検してきた。
途中運河を探索していると、モノレールに乗っているサラリーマンが窓際から不思議そうな目で私達を眺めていた。 羽田空港に着陸する飛行機が頭上をかすめた。飛行の窓の奥に人影が見えるような近さだ。港には様々な国から来た大型船が停泊している・・。
大都市東京。車・電車・飛行機・船・・・・日本中、いや世界中からさまざまな人や物資が、東京に来ては去っていく。忙しく、あわただしく動いていく時間の中で、少し時間の流れが違う空間に存在しているかの様な・・ある意味異次元の世界から現実世界を眺めているような感覚になっていく。

陸から狙える好ポイントには必ずと言っていいほどアングラーが入っていた。各ポイントを早々に見切りをつけ、東京湾内を縦横無尽に移動を繰り返す。車の渋滞を横目にまるで水を得た魚のようにスイスイと・・。
途中、大型船の脇やストラクチャーからポツポツとまあまあのサイズが上がってくれた。秋のシーバスは良い引きをしてくれる。
それにしても自分達でボートを出して見ると、当たり前のことだが普段お世話になっているプロガイドの凄さにあらためて気づかされる。短い時間の中で魚の着いているポイントを確実に見極め、ポイントでは私達がアプローチし易い様にステイさせる操船技術。
プロガイド船(チャーター船)に乗るとある意味釣れて当たり前だが、釣らさせていただいていることをつくづく思い知らさせる・・。自分達で船を出し、魚を探し出し、アプローチしていくとなるとそうはうまく行かない。正直難しい。が・・・・
そこが面白い。その過程が面白いのだ!
今回の探索でめぼしいポイントを地図上に落とし込んでおいた。何十回・何百回と経験していく中で、導き出されていく魚の着き場、季節感・・・。同じポイントでの季節感ではなく、東京湾をマクロでとらえた季節感。まさに地図上と頭脳に形成されていく財産だろう。それは経験でしか生み出されない、ある意味知的財産だ。
いつになったらその財産を手にすることが出来るか分からないが、これからも続けてみようと思う。
●ロッド:ラパラCDーBS6032S
●リール:セルテート2500
●ライン:ナイロンライン10LB.
●ルアー:ラパラCD9、ローリングベイト77、テリージャーク63mm 等
今回のメインはボートでの京浜運河の探索、そして少しシーバスフッシング。穴撃ち・バース・シャローエリアを適当に打っていく。羽田から多摩川を渡り、横浜のベイブリッチへ、そして東京・台場へと広範囲に探索・探検してきた。
途中運河を探索していると、モノレールに乗っているサラリーマンが窓際から不思議そうな目で私達を眺めていた。 羽田空港に着陸する飛行機が頭上をかすめた。飛行の窓の奥に人影が見えるような近さだ。港には様々な国から来た大型船が停泊している・・。
大都市東京。車・電車・飛行機・船・・・・日本中、いや世界中からさまざまな人や物資が、東京に来ては去っていく。忙しく、あわただしく動いていく時間の中で、少し時間の流れが違う空間に存在しているかの様な・・ある意味異次元の世界から現実世界を眺めているような感覚になっていく。
陸から狙える好ポイントには必ずと言っていいほどアングラーが入っていた。各ポイントを早々に見切りをつけ、東京湾内を縦横無尽に移動を繰り返す。車の渋滞を横目にまるで水を得た魚のようにスイスイと・・。
途中、大型船の脇やストラクチャーからポツポツとまあまあのサイズが上がってくれた。秋のシーバスは良い引きをしてくれる。
それにしても自分達でボートを出して見ると、当たり前のことだが普段お世話になっているプロガイドの凄さにあらためて気づかされる。短い時間の中で魚の着いているポイントを確実に見極め、ポイントでは私達がアプローチし易い様にステイさせる操船技術。
プロガイド船(チャーター船)に乗るとある意味釣れて当たり前だが、釣らさせていただいていることをつくづく思い知らさせる・・。自分達で船を出し、魚を探し出し、アプローチしていくとなるとそうはうまく行かない。正直難しい。が・・・・
そこが面白い。その過程が面白いのだ!
今回の探索でめぼしいポイントを地図上に落とし込んでおいた。何十回・何百回と経験していく中で、導き出されていく魚の着き場、季節感・・・。同じポイントでの季節感ではなく、東京湾をマクロでとらえた季節感。まさに地図上と頭脳に形成されていく財産だろう。それは経験でしか生み出されない、ある意味知的財産だ。
いつになったらその財産を手にすることが出来るか分からないが、これからも続けてみようと思う。
●ロッド:ラパラCDーBS6032S
●リール:セルテート2500
●ライン:ナイロンライン10LB.
●ルアー:ラパラCD9、ローリングベイト77、テリージャーク63mm 等
2007年11月02日
晩秋の涸沼
10月31日、20時30分から11時30分まで今年最後の涸沼へ。トップシーズンは終わっているが、まだいけるとの情報を元に少々の期待を胸にひめての釣行。
20時30分いつもの場所に到着するが、当然のように1台も車がいない。この場所周りに民家も少なく、ものすごく暗いのである。暗闇の中ヘッドランプを頼りにスーツから着替えてると、なんだか心まで暗くなってきた。本当に釣れるのだろうか??人が多いのも嫌だが、誰も居ないのも不安である。本当に釣り人は勝手なもんだ。
着替えを済ませ、涸沼を見渡すと広範囲にイナっ子が散っているのが確認できた。ベイトは健在だ!一気にやる気がでる!岸沿いから徐々に沖に向かってウェーディングしていく。200mぐらい離れた場所でロッドが風を切る音が聞こえる。正直少しほっとした。
ベイトは水面でざわついているが、シーバスの捕食音は聞こえない。トップから表層直下、底とルアーチェンジし広範囲に探ってみるも無反応・・・。川に移動しようか迷っていた時、ボイルらしき音が沖目で聞こえる。音がした場所近くへローリングベイトをフルキャストし縦のジャークで探ってみる。
コン! ロッドをあおる!
ゴンゴンゴン!!! ロッドに生命感が伝わってくる!
つ、、強い!!あきらかにでかい・・。エラ洗いされないように慎重に魚とやり取りを楽しむ!手前まで寄ってきてからも水面に浮いてこない。それどころかラインがどんどんでていくではないか!
なんじゃこれは。この強さは!ランカーですか?!?
5分近いやり取りでようやく浮かんできた!
え?アカメ?ってか涸沼にアカメが居る分けない。なになになに。なんなんだよ!!!!!

あまりにも大きなショックで腰が抜けそうになった。ってか笑えた。闇の中一人で笑ってた。想定外の外道74センチ。逆にここまで引いてくれ楽しませてくれたので感謝かな・・。

気を取り直してキャストを再開する。と同時にとなりのアングラーにヒットしたようだ。取り込む音からして明らかにシーバスだ。
羨ましいな~なんて思っていたら私にもヒット!バシャバシャ!とエラ洗いしてくれた。今度は明らかにシーバスだ。たぶん50~60センチぐらいか! が、、
手前で痛恨のバラシ・・・・・・。
22時30分、2回目のバイトがでる。慎重にやり取りをし、あがってきたのは45センチのシーバスだった。この時期このサイズではなぁ・・・。23時30分、明日の仕事を考え竿をたたんだ。

秋の涸沼、リトリーブしながら闇夜を仰ぐとそこには満天の星。何十年かぶりに知っている星座を探してみた。釣りをしてなければゆっくりと星を眺めることもないだろうと思うと、納得のいく釣果ではなかったが、変に納得できている自分がいた。
流れ星が夜空に美しい線を描いた。思わず子供達の健康を願う。あ、もちろん妻の健康もね!
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ローリングベイト77,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・トッププラグ等
20時30分いつもの場所に到着するが、当然のように1台も車がいない。この場所周りに民家も少なく、ものすごく暗いのである。暗闇の中ヘッドランプを頼りにスーツから着替えてると、なんだか心まで暗くなってきた。本当に釣れるのだろうか??人が多いのも嫌だが、誰も居ないのも不安である。本当に釣り人は勝手なもんだ。
着替えを済ませ、涸沼を見渡すと広範囲にイナっ子が散っているのが確認できた。ベイトは健在だ!一気にやる気がでる!岸沿いから徐々に沖に向かってウェーディングしていく。200mぐらい離れた場所でロッドが風を切る音が聞こえる。正直少しほっとした。
ベイトは水面でざわついているが、シーバスの捕食音は聞こえない。トップから表層直下、底とルアーチェンジし広範囲に探ってみるも無反応・・・。川に移動しようか迷っていた時、ボイルらしき音が沖目で聞こえる。音がした場所近くへローリングベイトをフルキャストし縦のジャークで探ってみる。
コン! ロッドをあおる!
ゴンゴンゴン!!! ロッドに生命感が伝わってくる!
つ、、強い!!あきらかにでかい・・。エラ洗いされないように慎重に魚とやり取りを楽しむ!手前まで寄ってきてからも水面に浮いてこない。それどころかラインがどんどんでていくではないか!
なんじゃこれは。この強さは!ランカーですか?!?
5分近いやり取りでようやく浮かんできた!
え?アカメ?ってか涸沼にアカメが居る分けない。なになになに。なんなんだよ!!!!!
あまりにも大きなショックで腰が抜けそうになった。ってか笑えた。闇の中一人で笑ってた。想定外の外道74センチ。逆にここまで引いてくれ楽しませてくれたので感謝かな・・。
気を取り直してキャストを再開する。と同時にとなりのアングラーにヒットしたようだ。取り込む音からして明らかにシーバスだ。
羨ましいな~なんて思っていたら私にもヒット!バシャバシャ!とエラ洗いしてくれた。今度は明らかにシーバスだ。たぶん50~60センチぐらいか! が、、
手前で痛恨のバラシ・・・・・・。
22時30分、2回目のバイトがでる。慎重にやり取りをし、あがってきたのは45センチのシーバスだった。この時期このサイズではなぁ・・・。23時30分、明日の仕事を考え竿をたたんだ。
秋の涸沼、リトリーブしながら闇夜を仰ぐとそこには満天の星。何十年かぶりに知っている星座を探してみた。釣りをしてなければゆっくりと星を眺めることもないだろうと思うと、納得のいく釣果ではなかったが、変に納得できている自分がいた。
流れ星が夜空に美しい線を描いた。思わず子供達の健康を願う。あ、もちろん妻の健康もね!
●ロッド:UFMウエダ SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine XDS+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:ローリングベイト77,DUOテリフ・DC9・バレット90mm15g・トッププラグ等