2012年11月30日
2012富津 NO2
年末までぎゅうぎゅう詰めのスケジュールの中、何とかもう一回富津を攻めてみたかった。
前回の釣行経験から風が弱く、波がないのが条件だった。そうは行っても潮(大潮)と自分のスケジュールの折り合いがつく日はほとんどない。とりあえず、だめもとで29日の夕方仕事を終えたその足で富津岬へ向かった。
ラッキーなことに風が弱く、波もほとんどない。ぱらぱらと小雨が降りだした8時50分、沖に向かって歩き出した。
今回も海堡には向かわず、ランドマークタワー方向、沖の海苔棚の方向に向かっった。
相変わらず、腿のあたりまで水位がずっとある状態で、浅くなっている場所はほとんどない。フラットでそこそこ水深がある状態が沖まで続いていた。
他のアングラーは私を含めて4人。海堡に向かっている人はいなかったと思う。
沖にキャストしながら前進していく。
今回は波がないのでへそ下あたりの水位で何とか一番沖に行くことが出来た。しかし例年に比べると手前よりだったような気がする。
この日の潮止まりは23時20分。22時10分、一回目のバイトが出る。フッキングするもばれてしまった・・・。
22時30分、二回目のバイト。今度はフッキング後、おい合わせを入れる。ティップが海に引き込まれる。かなり強い引きだった。そう、途中でまたもやばれてしまった。
かなりへこむ・・・。
23時40分、またもやバイト。これまた強烈な引き&エラ洗い。あまり魚を暴れさせないように慎重にやり取りする。寄せては走られ、潜られ・・・頭の中で、頼むから捕らせてくれと祈った。
やっとの思いでランディングすることができた。

76センチ。でっぷり太った体高のある素晴らしいコンディションのスズキだった。ルアーはCONTACT NODE 130F のレッドヘッド。
これで心に余裕ができた。反応が良くなってきたみたいだったので、もう少し上の層を探るべくルアーをDC9・バレット90mmに変えてキャストを再開する。
23時ジャスト、またもや強烈なバイト。フッキングしたと同時に青物のように沖に走り出した。ドラグと指で糸の放出を調整し走りを止め、頭をこちらへ向けさせゆっくりと寄せてくる。
とにかく富津岬の秋の産卵前のスズキはよく引く。
サイズは80センチから1センチ足りない79センチだった。先ほどのスズキより体高があり、でっぷり太っていて最高のコンディションだった。

11時25分、潮止まりと同時に釣りを止め岸に向かう。
私の隣のアングラーも同時に岸に向かって歩き出したので、話をしながら一緒に帰ることに。
ちなみに例年一番沖は干潮時、中洲が出ていたが、今年は中州はなく、ひざ上あたりまで水位がある。
干潮のはずなのに腿あたりまで水位がある状態がしばらく続く。
トイレの光と対岸のランドマークタワーの光をめあすに歩いていくと、どんどん深くなっていくではないか。
行きとそんなにルートは外れているはずがない。しかもど干潮の時間帯。
とうとう隣のアングラーが前に進めなくなってしまった。
かなり焦ったが、冷静になり、前回の釣行の時の地形を思い出しながら、状況を判断する。岸のトイレに向かってもう少し左寄りにルートを変える。10Mぐらい。(しかしさらに10M左にいくとまた深くなっているはず)
なんとかぎりぎりのルートを見つけ一緒にいたアングラーを誘導する。
結局なんとか乗り切り、岸から一個目の中州にたどり着いた。
ちなみに隣のアングラーはもう何年も何十回も富津に来ているアングラーだ。それでもこうなってしまう。たった10M帰りのルートが違うだけで帰れなくなってしまう。1時間でも右往左往していると大潮なので水位はみるみる上がっていき、潮が流れを作り、結局流されてしまう。
隣のアングラーが言っていたが過去最大に地形が変わっていると言っていた。
今年の富津はとにかく起伏がなく全体的に深い。しかも一番大きい中州が途中壊れていて横須賀方向から波と流れが東京方面に押し寄せてくる。東京方面からも波と流れがくるので、例年以上に複雑な流れになっている。
最近テレビなんかで干潟のシーバスフィッシングを見る機会があるが、大丈夫なんだろうか。
最低、ライフジャケット、胴長のベルト、防水携帯、ヘッドライト、背中のランプは必需だと思う。
今回はとても良い思いをさせてもらったが、海の怖さも思い知らされた釣行だった。
なにかでこの記事を見ていただいたアングラーの方がいらっしゃって、富津岬に行かれるのであれば、今年の富津は十分注意して行っていただきたいと説に願う。
●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:EXIST Hyper Custom 2508
●ライン:FireLine EXT16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット90mm・ショアラインシャイナー SL14 F-G・CONTACT NODE 130F
前回の釣行経験から風が弱く、波がないのが条件だった。そうは行っても潮(大潮)と自分のスケジュールの折り合いがつく日はほとんどない。とりあえず、だめもとで29日の夕方仕事を終えたその足で富津岬へ向かった。
ラッキーなことに風が弱く、波もほとんどない。ぱらぱらと小雨が降りだした8時50分、沖に向かって歩き出した。
今回も海堡には向かわず、ランドマークタワー方向、沖の海苔棚の方向に向かっった。
相変わらず、腿のあたりまで水位がずっとある状態で、浅くなっている場所はほとんどない。フラットでそこそこ水深がある状態が沖まで続いていた。
他のアングラーは私を含めて4人。海堡に向かっている人はいなかったと思う。
沖にキャストしながら前進していく。
今回は波がないのでへそ下あたりの水位で何とか一番沖に行くことが出来た。しかし例年に比べると手前よりだったような気がする。
この日の潮止まりは23時20分。22時10分、一回目のバイトが出る。フッキングするもばれてしまった・・・。
22時30分、二回目のバイト。今度はフッキング後、おい合わせを入れる。ティップが海に引き込まれる。かなり強い引きだった。そう、途中でまたもやばれてしまった。
かなりへこむ・・・。
23時40分、またもやバイト。これまた強烈な引き&エラ洗い。あまり魚を暴れさせないように慎重にやり取りする。寄せては走られ、潜られ・・・頭の中で、頼むから捕らせてくれと祈った。
やっとの思いでランディングすることができた。

76センチ。でっぷり太った体高のある素晴らしいコンディションのスズキだった。ルアーはCONTACT NODE 130F のレッドヘッド。
これで心に余裕ができた。反応が良くなってきたみたいだったので、もう少し上の層を探るべくルアーをDC9・バレット90mmに変えてキャストを再開する。
23時ジャスト、またもや強烈なバイト。フッキングしたと同時に青物のように沖に走り出した。ドラグと指で糸の放出を調整し走りを止め、頭をこちらへ向けさせゆっくりと寄せてくる。
とにかく富津岬の秋の産卵前のスズキはよく引く。
サイズは80センチから1センチ足りない79センチだった。先ほどのスズキより体高があり、でっぷり太っていて最高のコンディションだった。

11時25分、潮止まりと同時に釣りを止め岸に向かう。
私の隣のアングラーも同時に岸に向かって歩き出したので、話をしながら一緒に帰ることに。
ちなみに例年一番沖は干潮時、中洲が出ていたが、今年は中州はなく、ひざ上あたりまで水位がある。
干潮のはずなのに腿あたりまで水位がある状態がしばらく続く。
トイレの光と対岸のランドマークタワーの光をめあすに歩いていくと、どんどん深くなっていくではないか。
行きとそんなにルートは外れているはずがない。しかもど干潮の時間帯。
とうとう隣のアングラーが前に進めなくなってしまった。
かなり焦ったが、冷静になり、前回の釣行の時の地形を思い出しながら、状況を判断する。岸のトイレに向かってもう少し左寄りにルートを変える。10Mぐらい。(しかしさらに10M左にいくとまた深くなっているはず)
なんとかぎりぎりのルートを見つけ一緒にいたアングラーを誘導する。
結局なんとか乗り切り、岸から一個目の中州にたどり着いた。
ちなみに隣のアングラーはもう何年も何十回も富津に来ているアングラーだ。それでもこうなってしまう。たった10M帰りのルートが違うだけで帰れなくなってしまう。1時間でも右往左往していると大潮なので水位はみるみる上がっていき、潮が流れを作り、結局流されてしまう。
隣のアングラーが言っていたが過去最大に地形が変わっていると言っていた。
今年の富津はとにかく起伏がなく全体的に深い。しかも一番大きい中州が途中壊れていて横須賀方向から波と流れが東京方面に押し寄せてくる。東京方面からも波と流れがくるので、例年以上に複雑な流れになっている。
最近テレビなんかで干潟のシーバスフィッシングを見る機会があるが、大丈夫なんだろうか。
最低、ライフジャケット、胴長のベルト、防水携帯、ヘッドライト、背中のランプは必需だと思う。
今回はとても良い思いをさせてもらったが、海の怖さも思い知らされた釣行だった。
なにかでこの記事を見ていただいたアングラーの方がいらっしゃって、富津岬に行かれるのであれば、今年の富津は十分注意して行っていただきたいと説に願う。
●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:EXIST Hyper Custom 2508
●ライン:FireLine EXT16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット90mm・ショアラインシャイナー SL14 F-G・CONTACT NODE 130F
2012年11月16日
2012 富津岬
本当に久しぶりに釣りにいきました。
この時期恒例の富津岬です。
大潮、干潮2時間40分前に入水。他アングラーはゼロ。
この時期の大潮でアングラーゼロ。非常にやな予感がしました。
一番手前のスリットを超えても、常に腿あたりの水位がずっと沖まで続いている状態でした。
一人なので海保には向かわず、トイレ前から北方向、一番沖のスリットに向かって闇夜を歩いて行きました。浅くなる場所もなくずっとフラットな状態・・・。おまけに前から(北)、後ろから(南)波が押し寄せてきて常に体を持って行かれます。
一番大きな中洲がほとんどフラットな状態になってしまっていて、富津岬先端から海保に向いて左側(南)の海から来る波が、中州で止まらず右側(北)の海に抜けていきます。当然右側(北)から左側(南)にも波が抜けていきますので、途中途中で波同士がぶつかり合い、非常に危険な状態になっちゃってます。
30~40分沖に向かって歩きましたが、最後のスリットを超えることがなかなか出来ませんでした。ソコリ1時間20分前になっても一向に最後のスリットを超えることが出来ません。ちなみに私は身長180センチあります。
残念です。非常に残念ですが、これ以上危険と判断し、またもや腿まである水位の中、陸に向かって帰ることとしました。
一番沖のポイントまであと数十メートルのところでした。
気合をいれて3時間かけて富津岬に向かいましたが、結果全身塩だらけになって、何にもなしで終了です。
今回ブログを更新するつもりはありませんでしたが、今年の富津岬の状況をレポートしているブログも少ないので、一応書いてみた次第です。
しかし相変わらず富津岬の地形は毎年変化し、複雑で危険です。
あ~思いっきり釣りたい!
この時期恒例の富津岬です。
大潮、干潮2時間40分前に入水。他アングラーはゼロ。
この時期の大潮でアングラーゼロ。非常にやな予感がしました。
一番手前のスリットを超えても、常に腿あたりの水位がずっと沖まで続いている状態でした。
一人なので海保には向かわず、トイレ前から北方向、一番沖のスリットに向かって闇夜を歩いて行きました。浅くなる場所もなくずっとフラットな状態・・・。おまけに前から(北)、後ろから(南)波が押し寄せてきて常に体を持って行かれます。
一番大きな中洲がほとんどフラットな状態になってしまっていて、富津岬先端から海保に向いて左側(南)の海から来る波が、中州で止まらず右側(北)の海に抜けていきます。当然右側(北)から左側(南)にも波が抜けていきますので、途中途中で波同士がぶつかり合い、非常に危険な状態になっちゃってます。
30~40分沖に向かって歩きましたが、最後のスリットを超えることがなかなか出来ませんでした。ソコリ1時間20分前になっても一向に最後のスリットを超えることが出来ません。ちなみに私は身長180センチあります。
残念です。非常に残念ですが、これ以上危険と判断し、またもや腿まである水位の中、陸に向かって帰ることとしました。
一番沖のポイントまであと数十メートルのところでした。
気合をいれて3時間かけて富津岬に向かいましたが、結果全身塩だらけになって、何にもなしで終了です。
今回ブログを更新するつもりはありませんでしたが、今年の富津岬の状況をレポートしているブログも少ないので、一応書いてみた次第です。
しかし相変わらず富津岬の地形は毎年変化し、複雑で危険です。
あ~思いっきり釣りたい!