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Posted by naturum at

2008年10月31日

さくっと管釣りへ

今息子に使わせているリール、値段の割には良いのだが、いかんせんドラグが・・・・。スレからしの昨今、細いラインでフッキングしても皮一枚ってな場面が多々。渓流以上にドラグが重要な感じがした。

3000円ぐらいで買ったトラウトロッドもこれまた・・・???ってな感じ。

私も管釣り専用のロッドは持っていないので、ウエダのSSSで代用していた。これからますます息子と管釣り行く機会は増えるだろうなぁ。

ってなわけで、ほとんど衝動買い。






珍しくシマノ一色。カーディフ 56SUL・カーディフ 60XUL・08バイオマスター C2000S。




今日は15時まで川崎で仕事。今日は潮も良いし、シーバスも捨てがたいが、届いたらすぐに使ってみたいのは釣り人の性ってもん。ロッドは箱に入ったままの状態で管理釣り場へ持ち込む。

川崎といったらフィッシュオン・王禅寺。





3時間券を購入し、16時からスタート。こんな柔らかいトラウトロッド使うのは初めてなので、どんなもんなのか非常に楽しみ。

まずは2g以下のスプーン専用に衝動買いしたカーディフ・60XULにバイオマスターをセットしてMIU1.5gをキャストしてみる。胴にのせてバットの反動をうまく使えるまでちょっと時間がかかったが、コツをつかめば結構な飛距離がでる。開始ものの5分で1匹目。レンジはボトム。





その後も20分に1匹ぐらいの感じで釣れてくれた。このロッド、柔らかさのおかげなのか、とにかくフッキング率が良い。ショートバイトでも軽く合わせを入れるだけで確立良く魚が乗ってくれる。おまけに25㎝ぐらいの魚でも面白いほど曲がる。フッキング後のやりとりが楽しすぎる。結局30センチ以上の魚はかからなかったが、デカいのかかったら面白いんだろうなぁ。


ニューバイオマスターはそもそもあまり期待はしていなかったのだが、思ったより使いやすかった。次回の息子の為を考えて4ポンドラインを巻いて使用したが、ライントラブルはゼロ。なによりこの値段でなかなかのドラグ性能だった。05ツインパワーと対して変わらないような気させする。スプールのおかげか飛距離もでるし、合格点。  で息子に献上。たまに私も使うが。


もう一本のカーディフ・56SUL、これにはシャッドをセットしキャストしてみる。まさに万人向けのロッドといった感じ。キャストのしやすさからではこちらSULのほうが良いと思う。ギリギリミノーも動かせる柔らかさ。軽量スプーンも問題なし。手首ではなく腕を使ったトゥイッチを使えば渓流でも十分いけそうな感じだった。

魚の乗りも悪くない。やりとりはXULまではいかないにしてもウエダSSSよりかは十分楽しめる。これなら息子もキャストできるだろう。


17時30分を過ぎるとあっという間に暗くなる。夕マズ目、バイトが多発したが、日が暮れてから反応が悪くなる。18時を過ぎた頃から人も半分に。

18時30分頃からまたバイトが出てくる。ほどんどボトムから中層といった感じ。最後の10分で数匹ヒットし、ちょこっと管釣りを終了とした。


まあそんな高いロッドとリールではないが、思ったより納得できる性能だったので安心した。


さて、あとはかみさんのご機嫌とって息子と管釣りに行く!いけるかなぁ?




●ロッド:カーディフ 56SUL・カーディフ 60XUL
●リール:08バイオマスター C2000S・セルテート2000(RCS1503スプール・RCSマシンカットハンドル・BBプラス1)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス VEP 4ポンド・ UNITIKA シルバースレッド トラウト クリアー3ポンド  
●ルアー:FOREST MIU1.5g・シルバークリークシャッド復刻版4㎝


  


Posted by sige at 00:40Comments(4)トラウト

2008年10月26日

おくとねフィッシングパークへ

秋晴れの土曜日、息子との約束をしていた管理釣り場へ。

どこの釣り場にしようかネットで検索をかける。同時に交通渋滞予想を検索してみると、土曜日は朝から中央道も関越道も大変な渋滞の予想が出ているではないか。 まあしかたないか。

ある程度の規模のあるポンド系の釣り場に絞って探してみる。いつも中央道方面の釣り場に行っているが、今回は群馬県沼田にある「おくとねフィッシュングパーク」に決定した。

理由は

1、親子券があること。お金だけの問題ではなく、色々な意味で子供にやさしい可能性が高い為。
2、関越方面の釣り場へあまり行ったことがなかった為。
3、数釣りができるポンドと大型の魚を入れているポンドが2つある為。
4、今回は魚を持って帰る為、水が綺麗で養殖をしている、魚が美味しい釣り場を探していた。

そんなわけで朝6時半に沼田インター目指して家を出た。息子はワクワクドキドキで朝から目も頭もすっきりといった感じだった。思ったほど渋滞もなく順調に目的地へ向かうことができた。


途中で朝食を済ませ、9時に「おくとねフィシングパーク」へ到着。駐車場から釣り場を覗きこむと、すでにたくさんの人がロッドを振っていた。慌てずゆっくり準備を済ませ、9時30分に型は小さいが数が釣れるという「スペシャルポンド」へ。


1.9gのスプーンで表層から、中層、底と棚を変えて探ってみる。一番反応が良かったのは表層で、ラインと手元に頻度良くバイトが出た。しかし乗せきれない。超早合わせを入れないとフッキングしない。向こう合わせで魚が掛かるのは皆無といった状況。

息子にとっては難しすぎ。それでもあきらめずめげずにひたすらキャストを繰り返す。開始2時間で3匹釣ったがいずれも足元でフックアウト・・・。とにかくバイトは出る。でなもんで飽きない。






12時30分、ようやく待望の1匹!  ほっとした・・・。  嬉しそうな息子の笑顔。この笑顔の為に私にとっての今日という日があるのだ。

車に戻って昼食と休憩をとってから、13時40分再度釣り場へ戻る。お昼に釣り場のオーナーさんからお勧めのスプーンとカラーを聞き、受付売り場で購入。どうやら2g前後の黒赤系、グリーン系が良いらしい。さらに周りの爆釣常連さんらしき人の釣り方を観察。良く釣っている人はボトムを狙っている。さらにリフト&フォールでフォール中のバイトをとっている。魚が出ているのは岸から5m以内が多かった。


郷に従え。


13時40分からコンスタントに釣れ始める。特にフォールでバイトが良く出る。しかもフッキングする。シャッド系の潜るミノーで底をこずきながらのリトリーブでも良く釣れる。息子も合わせのタイミングを掴んで、かなり良い確率でフッキングに持ち込めるようになっていた。サイズは18cm~25㎝ぐらいで小型だが、あれだけ人がいて魚からの反応はコンスタントにあるので、子供にも楽しめる釣り場だと思う。うまい人は1日で100匹以上釣っていたと思う。


あたりもうす暗くなってきた17時、終了のアナウンスを聞いたところで終了とした。私にとっても息子にとっても十分満足できる釣果となった。ほっとした。 オーナーさんの人柄も素晴らしいし、景色も良いし、お勧めの釣り場である。






帰り道、高速道路に乗った瞬間眠りにつく息子。9時30分から17時まで昼休憩だけでぶっ続けでキャストを繰り返していた。相当疲れていただろう。

眠りから目覚めた息子に聞いてみた。  

私「鯉釣りと管釣り、どっちが面白い?」

息子「管釣り。」

私「なんで?」

息子「だって管釣りの方が難しいから」


息子よ!おまえは立派なアングラーになるぞ!小3にしてなかなかの回答、考え方だ(笑)。



追伸:釣ったニジマス、潮焼きにして食べてみた。臭みもなく、とても美味しく頂いた。自分で釣った魚をさばいて食べる。ある意味「食育」だと思う。




●ロッド:UFMウエダ Super Stinger BORON 6'8" (息子Wizz TROUT MASTER ST crassic50 ・UFMウエダ TSS-57Ti)
●リール:セルテート2000(RCS1503スプール・RCSマシンカットハンドル・BBプラス1) (息子Abu cardinal301)
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス VEP 4ポンド 
●ルアー:シルバークリークシャッド復刻版4㎝・ 5㎝他、スプーン各種、他


  


Posted by sige at 20:00Comments(4)トラウト

2008年10月20日

門出

義理の弟が長年勤めた会社を退職し、新しい路を進む。

秋の夜、家族で妹夫婦の幸せを思いながら門出を祝った。 ちょっと早いが、母と私の誕生日もついでに。

私の担当は恒例のダッチオーブン・ローストチキン。

弟は焼きそば&チャンチャン焼き&海鮮の網焼き。



15時から一人黙々と炭に火を入れる。






表面に少し焼き目を入れて、ローストチキンの下ごしらえ完了。







ダッチオーブンにセロリ、玉ねぎ、ニンジン、にんにく、そして鶏肉を投入し、蓋をしてから上7、下3の割合で火の調整をする。あとはダッチオーブンにお任せして、ひたすら1時間出来上がりを待つ。







17時をまわりランタンに火を灯す。炭やランタンの光は柔らかい。オレンジ色の炭をおかずにビールをグイッといくと、秋の風がさらに心地よく感じた。


1時間経過。期待を込めて蓋を開けると、アメ色でトロトロの玉ねぎが顔を出した。  完成!






味付けはクレイジーソルトのみ!有機野菜の甘みと、とろけるようなチキン。レモンを搾っていただく。激うまっす! まさに素材の力。







隣では海鮮の網焼き。 ホタテ・さざえ・カキ・海老・・恐ろしく良いにおい! においだけでさらにビールが進む。







明るく楽しい時間がゆっくりと過ぎていく。



妹夫婦の新たな門出に乾杯!   

  


Posted by sige at 00:10Comments(6)アウトドア

2008年10月18日

秋の運河&多摩川河口 


忙しくなればなるほどビュンっとロッドを振りたくなる。風を切り、彼方に放つ開放感。私にとってのメリハリ。

15時に仕事を終え、急いでプロショップ吉見屋さんへ。今日の購入物はリトルオーシャンのエイガード。本当はパズあたりのバカ高いやつがほしいが、さすがに手が出ない。どれだけ効果があるか解らないがないよりはマシだろう。

ウェーディングスタッフとエイガードとすり足、これでヤラれたらあきらめがつく。いつもお世話になっている店員さんと、ちょっとおしゃべりをしてから車を都内に向けて走らせる。レインボーブリッジを渡り、お台場を通り過ぎ、いつもの運河ウェーディングポイントに着いたのは17時20分。

仕事の電話をしながら待ち合わせをしている弟の到着を待つ。今日の満潮潮止まりは18時。本命の多摩川は少し潮が引かないと入れないので、その前に肩慣らしのつもりで運河を攻める予定。

18時頃、北関東より仕事帰りの弟到着。さっそく着替えて水に浸かる。さすがに中潮初めの満潮時。水位が高い。足もとがゴロタで腰まで水に浸かりながらの前進なのでこの上なく不安定。フラフラしながら前へと進む。


18時30分、潮はゆっくりと動き出し始めた。ラインの先にチェックベイトの9センチFを結び沖に向かってフルキャストをする。秋風が心地よく、たまらない開放感。

開始10分、いきなり沖目でバイト!合わせを入れるとロッドが弧を描く。最高の瞬間。秋のシーバスは良く引く。10m手前まで持ってきたところで全身を出してエラ洗い!サイズは50㎝ぐらい。

そこから急に沖に向かって走り始める。無理やり頭をこっちに向かせて強引なやりとりをしてもよかったのだが、あえてドラグを少し緩めて走らせる。弧を描くロッドを楽しみたかったから。

遊ばせすぎたか、案の定フックアウト。。。まあ十分楽しませてくれたから、一応納得。

すぐに隣の弟にヒット!手前でエラ洗いされて痛恨のバラシ!

さらに私にヒット。今度は足元数mのところでのバイトだった。満潮時の場合、膝ぐらいの水深があればかなり岸に寄ってきていることが多々ある。でもバレました・・・。

続けざまに弟にヒット。上がってきたのは40センチぐらいのサイズだった。

その後も2人で何度かバラシて、最後に弟が50近いヤツを相変わらずバラシたところでて終了とした。


まさにバラシ兄弟。


「にーちゃん、よくバラスねぇ・・・」  「お前もな」  バラシ兄弟じゃなくて馬鹿兄弟かな?


時刻は20時。21時過ぎには多摩川に浸かりたい。目指すは流芯付近にあるミオ筋がからんだ駆け上がり。この時間から浸かり始めて、潮が引いていくにしたがって、ゆっくりとその駆け上がりに向かってキャストをしていくといった感じ。


その前に腹ごしらえ。出張行き帰りに立ち寄る羽田空港近くにある「元祖ニュータンタンメン本舗」へ!ここのラーメン?は、鶏ガラスープに唐辛子・溶き卵・ニンニク・ひき肉で調理された坦々麺で、にんにくとトウガラシが強烈に食欲を刺激する。最後に半ライスをスープの残ったどんぶりに投入して頂く。

癖になる旨さなのだが、仕事の途中に食べちゃうと、にんにくの強烈な吐息で、人様にご迷惑をおかけする可能性があるので、ご注意。 でもやめられないうまさ・・・。

20時50分、多摩川に到着。約20分堤防をひたすら歩く。胃からタンタン麺が出てきそうになるが、我慢してひたすら歩く。

弟もタンタン麺にやられていた。



河口のウェーディングポイントに到着すると数人のアングラーが腰までどっぷり浸かり、ミオ筋の駆け上がり目指してキャストしていた。

座頭市のようにウェーディングスタッフで底を突っつきながら恐る恐るすり足で前に進む。初めて装着したリトルオーシャンのエイガードはなかなかのフィット感。つけている違和感はまったくない。少しだけ安心感が得られた。


川は引き潮でいい感じで流れている。初めはDC9バレットで広範囲に探ってみる。反応が得られなかったので、ローリングベイト77でレンジを下げて探ってみる。

キャストを初めて30分、根がかり発生。と思ったら、地面が動き出すようにドラグが鳴り始める。


開始30分でステルス攻撃機に命中。


止まっては走る。止まっては走るを繰り返すスレルス機。恐ろしすぎ。しかもいきなり。


ゆっくりと後退し、岸に上げようとした時、少し沖にいた我が弟に向かって突進を始めた。  ヤバい! 弟が攻撃される!


ドラグを思いっきり閉めて攻撃回避を試みる! フックアウト!


私と弟の半径15m以内に残った状態となってしまった・・・・。こうなるとエイガードもなにもない。  恐怖!









でもやめません。


ウェーディングスタッフを突きまくりながら再度前進! まさに地雷だ。踏んだらおしまい。本当におしまい。


周りに気配を感じながら、キャストを再開する。ヤツを攻撃したくないのでローリングベイトは使用中止し、DCバレットにチェンジする。時刻は22時40分。

フルキャストして、少しロッドを寝かし、中層下をスローに引いてくると、ガツン!と強烈なバイト!と同時にエラ洗い!

川の流れがあるので下流に走られないように強引に頭を上流側に向けさせる。ふぅっとテンションがなくなる。バレたか?いや魚は私に向かって走ってきた。慌ててラインを巻き取る。


あがってきたのは57センチのシーバスだった。このサイズでこの引き。川のシーバスは面白い!







その後、2回バイトを取るもフッキングせず。弟はリールがバカになってしまい、テンションが下がっているようだ。私は十分満足したので弟にロッドを貸して、見物。

23時40分、ようやく弟にショートバイトがでる。しかし残念ながらフッキングまでには至らなかった。   



23時50分、ルアーをボックスにしまい、岸に向かって歩き始める。岸まで10mのところまで来たとき、30センチぐらいの水深で、突然何かがバシャっと動き始めた。1m先で沖に向かって突進していったのは、まぎれもなくヤツだった。 危なかった!数歩先・・・・油断していた! 本当にヤバかった。

帰り際、上げ潮狙いで入れ替わりに入っていくアングラーに、エイの注意を呼びかけながら岐路に着いた。


やっぱパズやガストンのエイガードにした方がいいのかな?? リトルオーシャンで一発刺されてみるわけにもいかないし・・。




●ロッド:アピア・スパルタス Foojin’go WILDERNESS 96ML
●リール:セルテート2500(オーシャンマークスプール・RCS50mmマシンカットハンドル)
●ライン: FireLine EXT16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER22LB.
●ルアー:DUOテリフ・DC9・バレット・ローリングベイト77,チェックベイトF他





  


Posted by sige at 13:10Comments(2)シーバス

2008年10月13日

コイキング

良く晴れた日曜日。ずいぶん前から息子を管理釣り場へ連れていく約束をしていた。

ところが地元のお祭りと重なってしまい、夕方までには帰ってこないといけないことになってしまった。

時間的に難しい。がっかりする息子。


明日は仕事だし・・・来週も忙しいし・・・。


でコイ釣堀へgo!


今回私は竿を出さずに、つきっきりで本あたりの合わせ方をレクチャーする。


運動神経は最悪だが、相変わらずの集中力で周りの大人を他所にビシバシ竿を曲げる息子。


首をかしげる大人を見ると、自分が釣った時の100倍気持ちいい~~~(笑)








そのうちヘラブナなんかやりだしそうだな。まあ家でDSやってるよりかはましか。

前に座っていた親子、同じぐらいの息子さんが釣りあげたコイを地べたでバタバタさせていて、お父さんちゃんと注意していた。


りっぱなアングラーになるな、あの子は。


東京湾もいい感じみたいだし、来週ぐらいに様子確認しにいきますか。





母と娘と姪っ子、祭りの帰り
  


2008年10月12日

運動会

今日は娘の運動会。昨夜は以前勤めていた会社の先輩と吉祥寺で飲み。

ちょっと待ち合わせ時間より早く着いたので、何十年振りかに吉祥寺を探索してみた。実は18歳の冬、吉祥寺の進学塾にほんの短い期間通ってたことがある。当時塾が終わると入り浸れていた喫茶店があって、そのお店の方には本当に親切にしてもらった記憶がある。記憶をたどりながら喫茶店のあった場所へたどり着くと、そこは立派なビルになっていた・・・。小雨降る中、ちょっと哀愁に浸ってしまったオジサン一人。

サックとのつもりがグザッと終電寸前・・。ヘロへロになりながら我が家へ・・・。

朝起きると頭が激痛!!  そう、完全なる二日酔い。

そうは言ってられない。そう今日は愛娘の運動会なのだ。

小雨降る中SIMMSのバッグにカメラ・ビデオカメラ詰め込んでいざ出陣!


年中さんになった娘の成長に感動・感謝・・・どんどん大きくなって・・・感無量!


かけっこはビリから2番目だったけど、あの一生懸命走っていた後姿は一生忘れないと思うよ。


途中、雨脚が強まってきて突然の中止!?!?

我が娘のイベントはほぼ終わっていたが、弟の息子の「クラス対抗リレー」と最大の見せ場、「組み体操」が行われないままの終了宣言。甥っ子にとっては幼稚園最後の運動会。  頑張って練習してきたのに・・・。

雨が降ってるのは最初からな訳だし、だったら最初っから延期すればいいわけで・・年長さんは子供たちにとっても親にとっても最後の運動会なわけで・・それはないだろ???

淡々と撤収準備が進められ、あっという間に閉会式。 誰も動こうとしない中、ダメ元で弟が園長殿にやんわりと直談判をしに行く!

真摯に話を聞く園長殿・・・

先生方が集まり始める・・・・・

ざわざわ・・・・・。  

園長殿がマイクを握る!







「只今父兄の方からご意見がありました。中止を決定し、閉会式も行いましたが、年長さんにとっては最後の運動会です。まだ雨が降っていますが、年長さんの「クラス対抗リレー」と「組み体操」は行おうと思います!」

会場中が大きな拍手で包まれ、中には泣き出す親の姿も。後でわかったことだが、足の病気で小学生になったら運動会に参加できなくなる子もいたようで、そのお母さんが、涙を流しながら弟の元へ感謝を伝えに来ていた。

我が娘の出番は終っていたが、甥っ子の頑張った姿を見てあげることができた。先生たちもみんな泣いてて、とても感動的な運動会となったのであります。


我が愛娘・・・いつまで飛びついてきてくれるのだろうか・・・・。娘が中学生や高校生になった時、かっこいいオジサンでいられるかが、大きなカギのような気がする。

カッコいい年のとり方ができるようにしなくしゃなぁ・・・・!  日々精進である。








  


Posted by sige at 03:10Comments(0)その他

2008年10月08日

2008年 秋 道東釣行 その2

道東釣行3日目


今日は屈斜路湖とS川上流部でのニジマス、アメマス釣行。朝4時10分にNさんとホテルを出発する。同時刻父たちもオホーツク海に向かって出発した。

屈斜路湖に近づくにつれて雨脚が強まってくる。雨の屈斜路湖・・・・。

前日、中標津市内の釣具店で情報を聞いたところ、水温が高い状況が続いていてあまり良くないとのこと。前日に行ってみたがダメだったという、何とも遠征人には寂しい答えが返ってきた。

話ではまだ深場にいるので、どん深のからんだ場所で沖にキャストし、ジグミノー(サージャー等)を沈めて深場の回遊を狙うといいとの情報だったが、あえて沖まで続くシャローに立ちこむ。この場所、私にとってかなり相性の良いポイントなのだ。



5時20分、まだ薄暗い屈斜路湖に立ちこむ。道路側では風もきつかったが、この場所はちょうど風裏になっていて波は静かな状態。時折大きな音を出して、背にある林が風で揺れる。

秋色に染まった木の葉が雪のように舞い湖面に落ちる。






霧雨の中、ひざ上まで水に浸かり沖に向かって10gの蝦夷スプーンをフルキャストする。ロッドを立て気味にし、ゆっくりとスプーンを引いてくる。

数等キャストしては横に1歩移動し、またキャストを繰り返していく。雨は振ったり止んだりの繰り返し。


1時間経過・・・時間はゆっくりと進んでいく。


時刻は8時。スタート地点から約150m近く岸沿いに進んだところで、今度はスタート地点に向かって折り返す。
一投一投に魂を込め、可能性を信じ、めげることなくキャストを繰り返す。集中力の釣り。


折り返して10投目ぐらいだったろうか、キャストしたスプーンが着水してから引き始めて15mぐらいのところで突然の生命反応!
反射的に手首を返して合わせを入れると、9.6フィートのロッドが弧を描いた。ちょっと心臓がドキっとした。

沖に逃げようとする魚!なかなかの引きだ。さんざん屈斜路湖ウグイはかけてきたので、明らかにウグイの引きではないことは私でも分かった。手元15mまで寄せてきたところでジャンプをする個体。  ニジマスだ!

何度か抵抗をするもののネットに収まってくれたのは、小ぶりながら体高のあるヒレピンの美しい屈斜路湖ニジマスだった。

Nさんが遥か彼方から駆け付けてくれて祝福してくれた。嬉しさが倍増され、おなかのあたりから感動と喜びがこみ上げてきた。







33センチのニジマス。地元の方からしてみればたかが33センチ・・・。でも私にとっては特別なニジマスなのだ。


その後10時までキャストを繰り返すも魚からの返信はなかった。でも最高に満足の屈斜路湖!





ずぶ濡れのジャケットをトランクに入れると、車をK川中流部に走らせる。ベストな時期まではまだ早いとのことだが、行ってみなければ解らない。車止めにつくと下流部に向かって少し歩く。岸沿いから川を覗くと、いかにも北海道の湿原河川らしい雄大な流れと景観がそこにあった。


かっこいい!すごくカッコいい川! なんだろう、ここにいるだけで満足! 虫の大群に襲われてところどころ刺されながら釣り下って行く。残念ながら魚からの反応はなく、Nさんから撤収の合図が。

私が北海道に来るのは年に3回。5月下旬、7月中旬、10月上旬。

11月下旬からの湿原河川のアメマス釣りと、春の河口でのアメマス釣りは経験したことはない。特に冬のアメマス釣りの面白さはNさんから聞かされている。独特のメゾット、産卵後のひったくるようなあたり・・・しかもこんなカッコ良い川で!!

やばい!! 冬に来たい! Nさん、やばいっす・・・・ お預け。




30分ぐらいで引き上げて、いざS川上流へ。10日ほど前、Nさんが40オーバーのニジマスをかけた場所、放流していない川なので、ワイルドレインボーだ!過去、Nさんは60オーバーもとっているそうだ。鬱蒼とした森の中に流れている手つかずの自然河川。非常にキャストの精度と魚がつく流れの読みが必要とされる川。 ヒグマの恐怖と闘いながらだが・・。

テクニカルで考える釣り・・・これまた楽しい!! 

オーバーハングした木の下。対岸の深み、沈み木でできた流れの筋・・ヨレ・・・すべてがポイントのような川。丁寧に丁寧にミノーを打ち込んでいく。Nさんは後ろからついて来てくださる。すみません!ありがとうございます。感謝です。

ここは出るでしょ?!っていうポイントポイントなぜか反応がない。ところどころで先行者の足跡があるものの、反応がまるでない。ここは小さいけどアメマスも居るので、飽きない程度には反応があるとのことだったが・・・。腕の問題?????

釣り始めて30分、さすがにここは?!っていうポイントの上流部へさしかかった。シュガーディープ50Fを結んで対岸へダウンクロスでキャストし、手前に引いてくるとゴン!とひったくるようなあたりがでた。

慎重に寄せてきたのは25㎝ほどのワイルドレインボー。






赤色がはっきりとしたすごく綺麗な個体だった。


その下のポイントでNさんが40オーバーのかっこいいアメマスを釣りあげた。


なんとなく満足してしまったので、今度はDコンではなくD70に持ち替えて気の向くままにシャッターを切る。カメラを意識しながら同じ道を帰ると、行きには気づかなかった小さな感動がたくさん目に入ってくる。やっぱり釣りも良いけど、せっかくこんな素晴らしいところに来ているのだからカメラを片手にっていうものありだとつくづく思った。













ホテルに帰りながら同じ川の中流部のポイントを何箇所かチェックしていくも結果を出すことは出来なかった。









最終日は疲れのたまった父たち御年輩のリクエストにより5時起き。ゆっくりと支度をし、父たちを某サケポイントに送ってから、前日のS川上流に入ってみた。同じポイントを釣り下って行くが、結果を出すことは出来なかった。

でも天気は回復し、秋の青々とした空がなんとも気持ちよく、清々しい気分で今回の釣行を終わらすことができた。












父たちのサケポイントに戻ってみると、2匹のサケが足もとに横たわっていた。満面の笑顔で私を迎えてくれた父。父にとっても厳しい4日間だったが、最後の最後に結果を出すことができて満足出来たようだ。


2008年、秋の道東釣行。Nさん、ホテル楠の皆さん、なんといっても奥さん?!感謝・感謝でございます。Nさん、またいつかお会いできる日を楽しみにしております。ありがとうございました。


PS とうとうセイコーマートの会員になっちゃいました(笑)。ちょっと北海道の人に近づけた感じがしました・・。あと当幌で熊による最悪の事故が起きたようです。今回も十分注意しながらの釣行でしたが、恐ろしさ満点でございました。今年はサケの遡上が少なく、下流部にも結構出てきているようです。密猟者は問題外ですが、アメマス釣りの方も忠類、標津地域では十分注意された方がよいかと思われます。命あっての釣りですから。





いつかまた憧れの地へ!




河川
●ロッド:UFMウエダ TSS-72ti
●リール:セルテート2000
●ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス8LB.
●ルアー:シュガーディープ50 F・Dコンタクト50mm・63mm・パンサー7g・スプーン等々・・



屈斜路湖
●ロッド:UFMウエダ  SPS・962SS-Ti
●リール:セルテート2500
●ライン:FireLine EXT16LB+VARIVAS ナイロンSHOCK LEADER16LB.
●ルアー:蝦夷スプーン10g 





  


Posted by sige at 21:00Comments(6)トラウト

2008年10月06日

2008年 秋 道東釣行 その1

憧れの人・・・・憧れの生き方・・・・憧れの未来・・・・・・。

憧れの地。

人それぞれの憧れ。

憧れは程よい距離感が合った方が、いつまでも自分の中で憧れであり続けることができるのではないだろうか。

頭の中に描く、遥か彼方の幻想のような憧れ。でも憧れを持てるってことは生きる喜びそのもの。

私と憧れとの距離。  約1100k 



遥か彼方まで続く人口建造物を窓越しに眺めながら東京の空を抜けていく。

ドンっという着陸時の衝撃音で目が覚めるとそこは北の大地。 わずか1時間40分のフライト。


荷物がぎっしりと詰まったザックを担いで空港のロビーを出ると、冬の香りが漂う凛とした空気が淀んだ体に吹き付ける。



レンタカーに荷物を詰め込み知床方面に車を走らせる。まずは空港からほど近い止別の様子を見に。

標津方面の鮭の漁獲量は例年の4割と最悪の状況らしい。よって忠類川も最悪とのこと。道東全体でかなりのムラがあるようで、おのずと条件が良い場所に人が集中している模様だ。
止別は例年でも人が異常だが、今年はさらに込み合っていた。台風の影響か、強烈な風が丘に向かって吹きつけていて、海もシケで良くない。そんな状況でも、多くの人が海に向かって浮きルアーをキャストしていた。

この場所はあきらめてさらに知床方面の別のポイントに向かう。到着すると今度は一転、多いと思っていた人がまばら・・・。
先行者の情報ではまだ魚が入ってきてないとのこと。せっかく来たのだからと1時間だけロッドを振ってみるも釣れる気がしない、気配がないといった感じ。隣で昼寝している地元の方を見ていると、なおさら釣れる気がしなくなった。  移動。


少し戻って港に向かってみる。堤防に囲まれた港の中では時折サケのハネが見られた。釣り人の姿もあるものの上がった魚の姿は見受けられない。様子を聞いてみるとお盆前後がピークで、新しい群れはあまり入っておらずなかなか口を使ってくれないとのこと。それでも一応探ってみるもバイトすらない。時折ウキの横で馬鹿にしたように黒ずんだサケがハネていた。


結局1日目は3人ともノーバイト・・・・・ノーフィッシュ。


今回は私と父、そして父の友人の3人での釣行。父とTさんは海での浮きルアー専門。私はあまり浮きルアーに興味がないので湖と川が主体の釣行。3人一緒に釣りをするのは初日だけ。夕方ホテルに戻って、明日からのお互いの釣果を夢見ながら乾杯し、22時には消灯した。







翌朝3時30分にNさんとホテルのロビーで待ち合わせをしていた。今回の釣行でもお世話になるNさん、本当に毎回毎回頭が下がる思いです。平日だというのに貴重な代休を取ってもらい、お付き合いいだだいた。そんな御好意を裏切ることを・・・。

寝ぼう・・・・・・・・!父の携帯にセットしておいたはずのアラームがならず、40分以上の遅刻・・。

本当に申し訳ないことをしてしまった。Nさん、ごめんなさい。

予定を大幅に遅れてホテルを出発。2日目は川のアメマス狙い。目的の川まで約2時間、6時40分にポイントに到着した。

はやる気持ちを抑えてロッドにラインを通す。ラインの先にはDコンタクトの63秋バージョンを結ぶ。支度を整え、いざ上流にある目的のポイントへ向かう。少しづつ色づき始めた木々の葉が秋というよりは、すぐ先にある厳しい冬の訪れを感じさせる。







10月初め、川アメマス釣りは微妙な時期。産卵前遡上狙いであれば9月、痩せているが産卵後の荒食い狙いであれば10月の半ばから。ちょうど端境期というか、魚は恐ろしく川にいるが口を使わない時期。100匹に1匹口を使うやつを探していく。さらに渇水続きでなおさら難しい。


Nさんの足がとまる。目的のポイントに着いたようだ。広い中流域の中でぐっと川が狭まって流れの筋がはっきり出ているポイント。流れ出しは深みがあり、そこから下流に向かって出来ている筋の両脇には良型がついて居そうな予感がムンムンする場所。
上流側と下流側に離れて2か所ポイントがあるのでNさんが上流側、私が下流側を探ってみる。瀬の開き、ポイントの下流から少しずつ上流側に細かくアップクロスで刻んでいく。深さが出てきたあたりで、Dコンからディープダイパー系のミノーへ変えて流れの筋を横切るように潜らせる。

コンっと小さなバイトを取る。合わせを入れると程よくロッドがしなった。手に伝わる感覚からあまり大きくないようだ。瀬から引き離した時、私のかけたアメマスの真横で明らかに60センチ近い太ったアメマスが体いっぱい出してジャンプした!

あれがかかってくれよ~~~~!

足もとまで寄せて、フックを外そうとした時、ナチュラルリリースとなってしまった。写真に収めたかったので少し残念。45センチぐらいだった。


上流のNさんも40センチ台のアメマスをかけていた。産卵前のコンディションのよい太いアメマスだった。


さらに瀬の始まりを攻める。アップクロスでキャストし、押しの強い流れの下を通してロッドにアクションを加えた時、先ほどのアメマスより小さいバイトが!

軽くロッドをあおって合わせを入れると、根がかりしたように動かない。今回のタックル、ロッドはウエダTSS-72Ti、ラインはナイロンの8ポンド。70オーバーの場合あまり無理はできない。しなったロッドはそのままでティップだけが時折クンクン動いている状況。

さらにロッドにテンションをかけ、流れの筋から引き離しにかかる。筋から離れた瞬間、魚は一気に上流へと登り始めた。ドラグを調整しながら魚の走りをごまかす様に止める。 今度は下ってきて流れの筋へ突っ込んでいく。はじめ定位していた場所に戻るように。


上流から状況を察してくれたNさんが駆け付けてくれる。ごまかしごまかし、寄せてくると魚の姿が見え始めた。




え?????????  なんかブナ色してるぞ!?!?   



サケだよぉ~~!?!?   


70オーバーのアメマスを確信していただけに微妙な気分。 


岸に横たわったのは80センチのブナ色の砲弾。海から近いこともあり、傷もないカッコいいオスのサケだった。






写真に収めてから蘇生させて川に返した。  アメマスだったら最高だったのだが、少し残念。



8時前、車に戻って川を変えるため移動。次の川はアメマスでは超有名河川。ポイント近くへ車を止めて川に降りる。
偏光グラスで川を覗くとたくさんのアメマスが流れの中に確認出来た。しかも見える魚はほとんど40㎝以上70㎝以下!時折70オーバーは確実なでかいヤツが流れの中で反転している。

これだけの数の魚がいれば結果は早く出るだろうと、大きな期待を胸にキャストを始める。が・・・・鼻先にルアーを通しても通しても魚は反応してこない。今度はガンガン瀬を攻めてみる。

数多くの中からごくまれにルアーに興味を示して追ってくるものもいるが、フックが口に触れるまではいかない。例年、厳しい時期でもガンガン瀬の中では口を使ってくれるヤツがいたが今年は・・・。

時間だけが過ぎていく。

とにかく歩いてポイント変えて、休憩なしで攻め続ける。結果はついてこない。 アップ・・ダウン・・・ルアーのサイズ・・種類・・手を変え品を変え、口を使わす努力を試みる。

時刻はすでに11時を回っていた。自信のない時はどんどんルアーのサイズが小さくなっていく自分。Dコンの5㎝のシングルフックまでサイズダウンしていた。

上流を目指して歩いていると目の前に押しの強いガンガン瀬が現れる。上流側からダウンクロスでキャストし、トゥイッチしながらラインスラグをとり、扇状に瀬の中を横切らせる。
流れ中央にさしかかった時、コン!と数時間ぶりの感触が!まるでサケのような小さいあたりだ。


フッキングした魚はいきなり下流に向かって走り始めた。テンションをかけたまま私も下流に走る。これを捕らなかったら今日は終るかもしれない・・・・。

一気に勝負にもっていきたいが、いかんせんルアーのサイズ、フックのサイズが小さい。はやる気持ちを押させつつ、いつも以上に慎重にやりとりをする。

やっとこあがってきたのは産卵前の53センチのアメマス。この時期納得できるサイズではない。60から80センチが納得できるサイズだろう。でもなんとか口を使わせたことでは納得のいく1本となった。





mattさん、ようやくネット使えましたよ!今回使ったネットはすべて作成して頂いたネットです



その後屈斜路湖に移動という手もあったのだが、15時までひたすら口を使う魚を探し求めた。

結果、朝一のアメマスとサケ、そして昼前の一本だけという少々寂しい結果となってしまった。あれだけの魚が川の中に見えるだけになんでだよ~といった感じの1日だった。


でも北海道の雄大な自然と大地は、そんな気分も相殺してくれる。この地でロッドが振れるだけで納得できてしまう。北海道は特別な大地なのだ!


つづく・・・・・・・・・・。

















  


Posted by sige at 21:15Comments(6)トラウト